10 wish一年後の解説
inzm 2012.01.05 (Thu) 12:12


(24にあったのを移動しました)

といってもどこから解説していいのやら…^^;

まず十の願いの十個目からですかね。本当なら『さようなら』だったはずなんですが、それは今の風丸さんが望まないお願いになり、別のお願いに上書きされました。そして手紙の中に十個目の『ありがとう』。結果的に十のお願いを叶えたのですが、正規のお願いではないので一年のタイムラグが、という…うう、すでにややこしい…。

主人公は生き返ったというより『死んだ事実』がなかったことになりました。だから幽霊でもないし、周りの人も普通だし、あったはずのお墓がなくなりました。

死んだ事実がなくなったのならあの十の願いもなかったことになったのか。それは風丸が最後の手紙を持っていたのでNOです。でも他の人たちの十の願いに関する記憶(主人公の体調不良など)はないんじゃないかなあと。

他の人たちには最初に主人公が死んだ事実も、十の願いも、最後に主人公が死んだ事実もなかったことになりました。でも二人にとっては全部現実。代わりに主人公がいなかった間の空白の一年がありますが。

ここから先、たぶん一度お互いを仮に失った分、二人は依存していくんじゃないかなあと思います。しかも無自覚^^空白の一年を共有できるのが二人だけってのが重いです。



つつおみのイメージとして、主人公の雰囲気は周りの人から変わった、柔らかくなったと言われるようになるんじゃないかと。特に風丸に対しては慈愛に満ちたような雰囲気。大切なものを大切と思うこと、好きと言うことを躊躇わなくなってます。

これからも二人の関係は進展していくんだろうなあ…ということでタイトルは『終わりのない物語』にさせていただきました。

いやー、長々とすみません。以上、10 wish一年後の解説でした。

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