風丸君が僕の食べるはずだったおやつを食べちゃった。別にお菓子なんて食べれなくたって構わないのだけど、今僕は風丸君をいぢめたい気分だから「風丸君ひどい!僕のなのに!」ってオーバーリアクションをしてやるんだ。そうすると風丸君は「スマン吹雪!腹が減っててつい!」って手を合わせて謝ってくれるんだ。普段の僕ならすぐに「いいよ」って言うんだけど今は風丸君をいぢめたい気分だから許してあげない。こう言うんだ。「キスしてくれたら許してあげるよ」そしたら風丸君は絶対うろたえて困った顔をするんだよ。だから僕は「ねえいいでしょ?だって僕ら恋人なのにキスしたことないんだよ?」って言って、仕方無いから風丸君が恥ずかしそうな顔をしながらキスしてくれるんだ。それでキスが終わると風丸君の顔は真っ赤で、僕が「ありがとう」って言うと目を逸らしてしまうんだ。でも僕は嬉しいから笑顔になっちゃう。それで風丸君が「笑うなよ」って言って僕は、…風丸君に抱きついちゃおう!風丸君は満更でもないはずだから「今だけ」ってきっと言ってくれるんだ。
きっとそうなるよね。楽しみだなあ!ああ早く風丸君に会わないかな!
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -