人格内生存。
(♂夢/忍卵/不破雷蔵/鉢屋三郎/特殊設定/現パロ)
不破雷蔵という人物の中に生存する鉢屋三郎という人格。
お互いを認識済み。三郎は雷蔵の別人格だが、雷蔵は三郎を自分とは違う人間だと思っている。それぞれ違う人間が同じ肉体を共有している認識。
心の中で会話が可能。三郎は普段外に出られないが、何かの拍子であったり雷蔵が精神的に弱っていたりすると表に三郎が出てくる。
が、雷蔵が精神的に弱ることは滅多にない。むしろ三郎が自分の体でいろいろ悪戯をされたらたまったもんじゃないと、精神力がめっちゃ強い。三郎も雷蔵の中にいるのが苦ではないため、外に出たいという気持ちは別段強くない。
という前提で、主人公に恋する雷蔵。
主人公は雷蔵と特に親しいわけでもない同級生。遠くから見つめるささやかな恋。機会があって親密度が上がっても二人で遊びに行くような仲にはならない。
そんな主人公に嫉妬する三郎。
外に出て主人公に堂々と喧嘩を売る。それを中ではらはらしながら三郎に殺意を生む雷蔵。
「お前のことなんか、私は絶対に認めないからな!」
「突然なんなんだ不破。どうした」
「私は不破雷蔵ではない!鉢屋三郎だ!」
「(親戚か?わぁおクリソツゥ〜)」
空回る三郎。
というか訳が分からなくて相手にできない主人公。
波風立たなくてホッとする雷蔵。
「遊園地のタダ券あるから不破も一緒に行こうぜ。お前の親戚も一緒に連れてこいよ」←二人の他にも複数いる。
というありがちなイベントも「三郎は(表に中々出ないという意味で)出不精だから」という万更嘘でもない言い訳で回避。
しかし出先で出てきて、はぐれた主人公に何か仕掛ける三郎。
そしてちょっかいかけてるうちに三郎まで主人公を好きになって二人で取り合えばいい。
シリアスにしたらガチ少女漫画になりそうなのでギャグにしたい。
留三郎と与四郎でもちょっと考えた。