障子に惚れる話






(♀夢/英雄学/爆豪勝己/轟焦凍/障子目蔵)

※轟が◎にちょっと好意持ってる。


発目のアイテム誤動作してとある生徒の個性拡散させちゃって惚れ薬ばらまき事件が発生。

個性元の生徒の証言
「厳密に言うと惚れ薬っていうかフェロモン液なんだけど、まあそれも違うものを分泌しようと思ってたのにミスっちゃって。しかもアイテムあるから分泌量が嵩増しされて…。その液が肌に触れるとそこからフェロモンがぶわーって増えちゃうから、その人はしばらくモテモテ状態になっちゃう。普通だと三分くらい効果あってその間にその人を見ると惹かれるんだけど、量増えてる分薄まってて効果時間短いから、ばらまいた現場にいた人だけが被害者になるかなぁ…ほんとごめん。でもその人に色気感じてても三日くらい経てば正常に戻るから。個人差あるけど」


・ばら撒かれた現場で液を被った人がモテモテになる。
・影響を受ける対象は現場にいた人のみ。
・被った人は数日恋心を抱かれ続ける。






障子を前にして見たことないくらい慌てふためく◎に呆然とする勝己。めちゃくちゃびっくりする。


(は?)





「障子のこと好きなのか」



ぼっ!

「わ、私、図書室…」逃げる





実習中

「障子」

「ん?」

こんな時に話す内容じゃねえけど

「●、いい奴だから」

「●?誰のことだ」

「最近会っただろ。普通科の女子」

特徴を伝える

「ああ…●というのか」

「傷つけねぇでやってほしい」

「…轟、お前もしかして………いや、あれは」

勝己が来るのを察知して言葉を止める。


BOOM!!







「あれはフェロモン液で一時的に意識していただけだ」



「ああ、なんだそうだったの」



(んだよ…)