(忍卵/七松小平太/『それでも時間はいつだって平等に流れる』/入りきらなかった独白)仙蔵に向けてるものを、全部私に向けてくれよ。求め合ってないなら、体だけ繋げても意味ない。空っぽだ。思い出が幸せなものほど、私は惨めになる。寂しい。なあ○。手を握ってくれ。なあ○。「大丈夫」って言って抱き締めて。○が幸せなら私は何もいらない。本心のはずなのに。 - ナノ -