notヒーロー志望が♂夢だったら。






(♂夢/英雄学/爆豪勝己/※notヒーロー志望。の♂夢版妄想)



個性や家庭環境など基本設定はnotヒーロー志望と同じ。ただ色恋が絡まないので、学校でも離れることなくほぼ一緒にいる。料理好きの読書家は変わらず。ただし自分の家にはあまり帰らず、爆豪家での生活に偏っている。勝己と同じ部屋で寝ることとかもある。


まさしく兄弟のように親しい間柄で、互いを半身のように思っている。基本的に根本的な思考回路が似ていて深刻な意見の対立がない。

勝己と同じく才能マン。喧嘩強い。直接的な暴力よりは、脅しをかけて精神的な恐怖を植え付ける方が好き。嗜虐心強め。
しかし平素は温厚な性格。表面上は朗らかであり人当たりはよく人望厚い。モテる。周囲と勝己のクッション材になってる。



勝己の自尊心は強いが、主との一蓮托生の精神も同じくらい育っている。中学時代は主と一緒に雄英進学を目指したが、文句は一切ない。それくらい自分の人生の側面に主が関わることを受け入れている。だが逆に自分たちの間に第三者が入って来そうになるとひどく攻撃的になる。
出久も雄英志望であることを知った時の爆破はそれが所以。
※第一話の「没個性どころか無個性のてめぇが〜」のシーン。



しかしやはり主はヒーローを目指していない。勝己はプロヒーローになった後も主と一緒に活動するイメージをしていたので「俺がヒーローなるんだからお前もなって当然だろうが」とか言ってるけど、そこは折れない。


「俺は勝己と自分以外のためには頑張れないからヒーロー絶対無理。俺たち以外の人間への奉仕なんてやりたくない。外でヒーロー頑張ってる勝己を家で出迎えて美味い飯食わせる方がよっぽど有意義だよ」


みたいなことを言ってるけど、勝己からのヒーロー目指しやがれ勧誘は結構しつこい。
雄英合格したけど、主は普通科。心操と同じクラス。

昼休みは一緒にご飯食べたりしてて引き続き校内での交流も良好に築いている。午後はヒーロー基礎学のせいもあって、入学初期は「てめぇさっさと編入手続きしろや」って口をついて言ってた。


体育祭では敢えて心操に「お前に操られた方が指示動作がない分早い」と自ら支配される。青山枠を拝借。勝己は主と戦いたい気持ちの方が強かったので自分の騎馬には誘わなかった。でもまさか馬になってるとは思わなかった。
トーナメントでは芦戸に勝つが常闇に負ける。

「おいコラ!!てめぇ次に俺と当たるって時に負けてんじゃねぇぞクソが!!」
「好きで負けたわけじゃない!俺だって勝己と戦いたかったわ!」

「あーッ、もー…!勝己、勝てよ」
「当然だろうが。よく見てやがれ」

観覧席に戻る道。

「観覧席くらいクラス分けなくてもいいのになあ。」
「お前がこっちくりゃいいだろ」
「やめとく。人見知りだし」
「クソが」

自分は普通科の観覧席行かない勝己。



実はヒーロー事務所からのスカウトがいくつかあった。

ヒーローなる気はなかったけど、ヒーローになることによって個性を施行できる権利を得られるので普通科からヒーロー科への編入の話をもらった時に受け入れて、後々1Aに入ってもよさそう。トーナメントで勝己と戦えなかったのが不完全燃焼要素となって編入の決心の一因になってもいい。

相澤が新しいクラスメイトとして主を紹介するまで、編入のことを知らなかった勝己。ガチギレ。

「てめぇなんで俺に言ってねえんだよ!」
「いや、勝己に話したら相談にならねえから」
「たりめーだろ編入一択だろうが!」

「よろしくな、出久」
「う、うん…」


勝己。
「…お前、なんで来た」
「なんだよ、散々勧誘しておきながら今度は来んなってか?」
「やりたくねえことするくれえだったら来ねえ方がマシだ。てめぇはヒーローなりたくねえんだろ」
「ヒーローね…」

「ヒーローになりたいってのとは違うかもな。でも、ヒーローにならなきゃできないことがあるって気付いたんだ」
(勝己と同じ場所で、勝己と同じ景色が見れたら、って思った)

物事の判断基準の半分くらいになっているな、と改めて自覚する。
その不純な動機は隠したまま、ヒーロー科の編入は完了。



個性は体温変化。

灼熱地獄も極寒地帯でも影響を受けず行動不能にならない。轟からの攻撃に対して応用力があるけど、皮膚の保護が出来る訳ではないので火を出されたら回避一択。氷だったら表皮の温度を上げて溶かせる。

後に個性を強化して自分の表皮から発する高温や氷点下で自分の周囲のみ気温変化が出来るようになる。
個性は補助として使用しており、直接的な攻撃手段は打撃。正面突破ではなく奇襲や隠密など相手の不意をつく形で自分の優位に持ち込もうとする。切島から男らしくねえ!と言われている。
戦闘より、捉えた相手から情報を聞き出す方が得意。

個性が直接戦闘に使用できる者と比べると手数が少ないので相手の行動思考予想など頭使ったり地形を把握して立ち回ってしてカバー。パルクールのような動きで身軽に移動する。