2024/08/02...19:33
初めて読んだ京極夏彦さんの小説が面白い。
________...
こんにちは、ニワトリです。
名前だけ知っているけれど、本は読んだことがない。
しかし名前が一人歩きするほど著名な作家である。
ならば面白いに違いない。
いずれ読まねばなるまい。
そう思っている作家さんが山ほどいて、京極夏彦さんもその一人。
先日、6年以上前に繋がってほぼコミュニケーションを取ってこなかったにも拘らず、最近になって小さな機会が重なってようやく直接交流を持つようになった方とお会いしてきました。
話した内容といえば、オタク同士の交流あるあるとか、人生ゲームのようなヒロアカのシミュレーションゲーム(デクたちが2年になった時間軸で、プレイヤーが新入生。はじめに親(一般家庭、プロヒーロー、敵)が選べる。ストーリー進行時の選択肢によって上がるステータスが変わる。闇堕ちして敵になったり、ヒーローになってビルボードチャート何位という結果になる)が発売されてほしいとか、好きな作家が書いたヒロアカのスピンオフ小説を読みたいというものでした。
ヒロアカスピンオフ小説に関しては、「私が文豪になれば叶うのでは」と思いました。
というわけで久々にインプットに意欲的になりました。名前を知ってる人の本を読もう! と、いろいろ迷った挙句、私は京極夏彦さんの短編集を手に取りました。
おっっっもろい。
文体がめちゃくちゃ読みやすい。
京極夏彦さんって鈍器になる程ブ厚い本ばかり出してるイメージだったので超長編&妖怪が出るタイプの怪談を書く&古風な文体なのだろうと思っていました。
全てが覆りました。
淡々として繊細な文体で、かつ、情景や心情を易しく丁寧に書かれていて、どこかノスタルジックな気持ちになります。なのに笑いが込み上げてくるような表現もあり、ページを捲るのが楽しいなと思える本でした。(『幽談』を読んでいます)
文豪になってヒロアカの本格ミステリー小説、本にしたいですね……。
そういえば文才が抜きん出ている文筆家を文豪というのに、非常に優れた絵描きを敬称する言葉はないんですね……と思ったら、優れた絵描きのことは画伯と呼ぶそうですね。
文豪になりたいし、本当の意味での画伯にもなりたいです。
それとはまったく関係ない話にはなりますが、ヒロアカ映画の後に入った喫茶店にて、背後でアニメ制作(呪術らしい)の職についてたらしい女性と脚本業に詳しいらしい男性がオタクトークを繰り広げており、アニメ映画の裏事情(愚痴)から同人誌の話まで始めてしまって、今日は面白いことがたくさんあるなあと思いました。
prev | next