んん〜
2013/12/07 01:20
ゆるゆると弄られて中心がまた、熱を持つ。腰をぐりりと押し付けられてその熱さに驚き体を竦めた。喘ぎ声が止まらない。弄る指先が後ろへと回り普段は排泄する所でしかない場所をくるりと撫でた。滲みでる涙を堪えて睨みつけてやれば目の前のヤツはにやにやと意地悪く笑って見せた。
(……クソッタレ……)
はあっと息を吐いて目を瞑る。いつの間にか指先はナカへと入り込んでいて壁をぐいぐいと刺激していた。出し入れされて排泄しているような感覚が気持ちが悪い。声を出したくなくて自分の手の甲に噛み付いた。薄く目を開ければギラギラした熱を孕んだグリーンの瞳が見つめている。普段の様子とは違いすぎていて見ていられず目を逸らした。怖い。この先の行為も、ディエゴも。こんな風に思った事はなかったけれど、女の子の初めてはこんな感じなのだろうか?
(別に、コイツの事……好きなわけじゃあないんだけど)
何故、好き勝手させてしまっているのか、自分でも分からなかった。
「…………なにを、考えているんだ?オレを放っておいて別のヤツの事でも考えていたか?」
「…ッア……べ、つに……?ただ、あたまおかしいって……思っただけ……」
「…おかしい?なにが」
「……こんな薄っぺらい体弄って何が楽しいのさ」
女の子の方が楽だし、ぼくに執着する意味が分からない。そう言って身を捩る。ディエゴは指を止め少し考えてから、首を傾げた。
「何故だろうな?オレも、女の方が色々と楽だろうとは思うぜ」
「…………だったら……あああっ!!」
「…ただ、もうジョニィ・ジョースターだけなんだ、オレを熱くさせるのは。他じゃあもうダメだ」
ごり、と奥のしこりに触れられて体が跳ねた。感じた事のない快感に声が抑えきれない。いくら練習中で誰もいないとはいえ、誰かきてしまうのではないだろうか。
「……女でも試したさ、でも満たされない。それどころかどんどんお前が欲しくなる」
どうしてくれるんだ、ジョニィ・ジョースター。ねっとりと耳元で声を吹き込まれ、ぼくは体を震わせた。
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