＊警視庁捜査第一課特別犯罪対策室
通称サクラ、メンバー全員が薄桜学園出身であることに由来する。
複雑化する凶悪犯罪への対策として近藤によって作られた部署。
メンバーはそれぞれ秀でた部分があるが厄介者揃い。

・土方歳三
室長、階級は警部。
厳しい性格で怒りっぽいため鬼の室長と呼ばれ、全ては近藤のためと考えて行動している。
自分にも他人にも厳しいが根は優しい人物、細かい所まで目の届く事も苦労人。
酒には弱いが、本人は「呑めないんじゃなくて呑まないだけだ」と言い張っている。
ちなみに実家は薬屋。

・白鳥雅
この小説の夢主、階級は警部補。対策室唯一の女手(お茶汲み専門の雪村を除く)
アメリカの大学に留学した経験があり、プロファイリングに精通し頭の回転が速い。
一課の係長である芹沢と古くから知り合いの様子。

・沖田総司
階級は巡査部長。
剣術は天才クラスだが、より現代の捜査に役立たせるために爆発物の取り扱いを学びスペシャリスト。
冗談か本気か分からない口調で普段は飄々としており、近藤と仲の良い土方が気にくわない。
近藤を心から尊敬しており彼のために警察に入ることを決めた。

・斎藤一
階級は巡査部長。
居合の達人だが警察に入ってから徹底的に銃の扱いを鍛え上げて、銃の腕前はかなりのレベル。
狙撃も得意。
寡黙な一匹狼で、冷静な判断力と行動力を持ち合わせている。
石田散薬の愛好者。

・藤堂平助
階級は巡査。
正義感が強く何事にも真っ先に飛びつくやんちゃ気質だが、勢い余ってミスをすることが多数。
理系の大学を卒業していて前は科学捜査研究室に在籍していた意外にも科学分析の専門家。
千鶴のことが気になる様子。

・原田左之助
階級は巡査部長。
交渉術に長けているが、女性限定で男には口よりも先に手が出るフェミニスト。
人情に厚く義理堅く、察しの良い一面も見せている。
永倉・藤堂とはよく一緒に行動しており、仲が良い。

・永倉新八
階級は警部補。
曲がった事が大嫌いな性格で、酒と女好きな一面も持つ兄貴気質。
キャバクラに通いすぎて、よくお金関連で悩んでいる。
柔道、剣道共に有段者の肉体派だが意外にも高学歴。
刑事の勘や現場百回という言葉が大好き。

・雪村千鶴
階級は巡査。
対策室のお茶汲み担当。
祖父が警察庁長官だが本人にはそういう類いの能力に恵まれていない。
気が利く子だと専ら対策室ではマスコットキャラ扱い。


＊警察関係その他

・近藤勇
参事官補佐、特別犯罪対策室設立の責任者。
最年少昇進記録を更新する程の有能な警察官僚で上層部から一目置かれる存在。
人情深く涙もろい、その官僚らしからぬ性格が皆の信頼を集めている。
実家が剣道の道場で沖田は弟のような存在。

・山南敬助
科捜研の監察医。死体検証の専門家。
特別犯罪対策室の専属の監察医ではないが、専ら対策室に協力してくれる。
藤堂の元上司で、にこやかな笑みを浮かべているが怒らせると怖いらしい。

・山崎烝
科捜研勤務。
冷静沈着、土方を尊敬している。
沖田とは犬猿の仲。
井吹と仲が良い。

・井吹龍之介
科捜研勤務。
前は捜査一課で芹沢鴨の下で働いていたが使えないと放り出された。


＊警視庁捜査第一課13係

・芹沢鴨
階級は警部、係長。
横暴が激しいことで有名だが実績はしっかり上げている。
対策室を烏合の集団だと見下している。

・新見錦
捜査一課の警部補。
卑屈な言動が目立つ狭量な人物、芹沢の腰巾着。

・平間重助
捜査一課勤務の巡査。
誰に対しても腰が低く温和な性格。


＊警視庁公安部

・風間千景
階級は警部。
国家公安委員長の息子でありかなりのエリート。
気分屋で自信家、千鶴を未来の嫁だと思っている。

・天霧九寿
公安部所属、階級は警部補。
風間の部下でありながらお目付け役。
礼儀正しく、基本的に敬語を使う。

・不知火匡
公安部所属、階級は巡査部長。
銃が好きで密かにいろいろコレクションしているらしい。

・南雲薫
公安部所属、階級は警部補。
雪村千鶴の双子の兄。
南雲家に養子として引き取られたため、名字が「雪村」ではない。
千鶴に悪い虫がつかないか日夜監視している、現在の要注意人物は風間。




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