「キャハハハ!ギアッチョはね〜特別だからね〜魔法をかけてあげようかな〜!」

「おーおー!お前が魔法使いだったとは知らなかったぜ、プルチーナ!一体どんな魔法をかけてくれるんだァ?」

「エヘヘ!一生私の事しか考えられなくなる魔法だよ〜!」

「それならもうかかっとるな!お前の事しか考えてねェわ〜〜〜!」

「キャッキャッキャッ」

「…………ここが地獄か」

「そう言うなメローネ。いつもの事だ」

「オイ、誰だよ!マンモーナにウォッカ飲ませたヤツは!」

「テメェだろ、プロシュート」

「アァ?覚えてねェ」

「プロシュートも酔っ払ってるのか」

「兄ィ!水!水飲んでください!」

「ペッシ〜〜〜ッ!ペッシペッシペェェェェッシ!!オレは酔ってねェ!!!!」

「酔っ払いはみんなそう言うんだよ」

「ペェェェェッッッシ!!」

「ざんね〜ん!ペッシじゃありませーん!ホルマジオお兄さんだよー」

「ペッシどこ行った、なァ、オイ」

「そーだな、そーだな。水飲もうなー。おーおーうまく飲めて偉いなぁ、もっと飲もうなぁ」

「オイ、ヤメロ。水責めすんじゃあねえ、ヤメロって」

「そーか、そーか。もっと飲むかァ?」

「アッ!コイツも酔っ払ってんじゃあねぇか!?」

「まともなヤツはいねェのかよ」

「はいはーい!ジェラートいまーす!」

「ソルベもいまーす」

「オレは“まともなヤツ”と言ったんだが?」

「イルーゾォのクセにナマイキ〜!鏡割っちゃおーっと!」

「よせ、ジェラート。お前の手が切れたらどうする。オレがやる」

「ヒュー!カッコいい〜ソルベ!」

「アアアアアアアアアア!!!!ヤメロ!!バカ!!」

「煩いぞ、お前らッ!もう少し静かに飲め!!」

「リーダー!怒っちゃ嫌だよ〜!」

「リゾットに登るんじゃあねぇよ、パンツ見えとるぞ」

「ヤダー!ギアッチョのえっち〜!」

「ハァァァ!?お前がそんな短いの履いとるからだろうが〜」

「……二人ともオレの上から降りてからやってくれないか」

「リーダー!ギアッチョがセクハラするぅ!」

「リゾット!こいつが風紀を乱す!」

「オレを巻き込むな。仮眠室でヤれ」

「おいおいおい、リゾットよォ〜!アジトでヤるの禁止だろーが」

「誰がそんな事決めたんだ」

「テメェだよ」

「知らん分からん」

「アッ!オメー、そのワイン何本目だコラ」




製氷機と瞬間湯沸かし器 その26

全員酔っ払ってる

2021/05/03〜2021/06/01


君の視界に居させてほしい



次へ

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -