せんせー、舐めてもいいですか?R18(ナイン×エミナ) | ナノ




せんせー、舐めてもいいですか?(ナイン×エミナ*R18ver)

冷気属性魔法学にて、赤点を免れたナインは得意げな顔をしてエミナにおねだりをしてみた。

「……ダメです。」
これでもかというくらいのにっこりと優しい笑顔を向けてくれたので、これはいけるかと口端が緩むのを止められずにいると、ばっさりと斬り捨てられた。
軽いノリで突っ走れそうな気がしたのだが、そんな事は無かった。
「……あぁん?ちょっとくらいいいだろうがよ。減るもんじゃねぇんだしよ!」
「ちょっとじゃ終わってくれないじゃない。もっと健全なおねだりしてくれないかな。」
減るとか減らないとかそういう問題じゃないのと呆れ顔で肩を落とすと、腰に手を当てたままナインから背を向けた。
「ケンゼンなおねだり思いつかねーし。」
ある意味で無邪気というか、自由奔放というか、ナイン特有の性質に頭を悩ませつつ指先に自身の髪を絡めて独り遊んでいた。
「ダメなの。」
「あーもー、いいぜ。きょーこーとっぱする。」


「な、なに?」
静かになったと後ろを振り返ろうとした刹那、ぎゅうっと抱きしめられて身動きが取れなくなっていた。
「ここ舐めたくて仕方ねぇんだ、コラァ!」
左胸を指が食い込むほどに強く掴まれたかと思えば、ナインの手はぴたっとしたパンツの中に入っていく。
骨ばった指が陰核を左右に押し潰し、薄い肉ビラを軽く引っ張る。じんわりとこそばゆい快楽にエミナはぴくりと震えた。
「んっ……やだ。あっ――」
乱暴なように見える愛撫なのだが、割れ目をなぞるときは驚くほどに優しく丁寧な手つきになる。
瞬く間にひんやりとした肉ビラが開かれると、防衛反応からか膣奥からじんわりと汁が溢れるのを感じた。

「ぜってー、やめてやんねぇ。グチュグチュにされんの待ってんだろ。」
何を言われても、ナインはその気だった。
「っ……ちがっ。うぅ……。やぁんっ…。」
中指が膨らむ肉ビラを押しのけて強引に入り込む。
突然の指の挿入よりも、ナインからの頬を舐められたり、支える様に抱きしめられることの方が数倍気持ちよくて、感じる。
抱きしめられるだけで、吐息が掠めるだけでここまで反応してしまうとは困ったものだと。思う隙もないくらいに、心音は高鳴って愛撫を密かに待っていた。
指に感じるぬるりとした体液にナインの口端は意地悪く吊り上った。
「素直じゃねーな。こうやっていじられんの好きな癖に……ッ。」
中指だけじゃ足りないだろうと、押し入れたのは人差し指。二本の指が膣内で乱雑に動くのが腹部全体に伝わってピクピクと身体を震わせて愛撫に浸った。
ペニスとは違うそれは、若干の物足りなさを感じたもの膣肉は外部からの刺激を悦んでちゅぷちゅぷと音を立てて蜜を滴らせる。
乳房の間を割り込んで下肢に向かう逞しい腕にしがみついて、エミナは薄く開いた唇から甘い吐息を漏らした。

「はぁ……んっ、んっ…。」
肉壁が細かく収縮する部分に、ナインの指の背が当たると立っていられないくらいの快楽が膣内に響く。
陰核も充血して、触って、舐めてと主張していた。

「ホンット、びしょびしょに濡れんのはえーな。まんこからの汁、すっげぇぞ、オイ」
指に愛液が染みついてしまうのではないかと思う程に溢れる愛液を舐めるべく、ずるりと膣から指を引き抜くとエミナの肩に顎を置く。
纏わりついた愛液をエミナに見せつけると、じゅるりと音を立ててそれを啜った。
ねっとりと、恥部を愛撫するように大事そうに指を舐める。
爪先に入り込む蜜も残さず吸う。
紅い舌が卑猥にちろちろと動く様に、膣からじゅわっと愛液が溢れ出るのを感じたエミナはもぞもぞと両足を擦り合わせた。
駄目だなんて上っ面の言葉の抵抗は、与えられる深い快楽の中では無意味なもの。
愛液がなくなると、ナインは指を奥深く入れてすぐに引き抜く。そして、それを引き抜くと先程と同じように舌に絡めとる。
数秒の刺激では、イクにイケずにエミナはもどかしさを感じて眉を寄せていた。
加えて、ナインの舌の動きにも興奮していた。それが、欲しい。
ぽーっとする中で、舌を出すとゆっくりとナインの頬を舐めあげる。

「じれったいのイヤ。」
エミナの指先がナインの唇に割って入ると、舌先に触れてねだる。
「舐めんのダメなんじゃねーの?」
細い指に吸い付いて見つめるものの、すぐには応えない。こういう時のナインが意地の悪いことは、随分と前から知っている。
欲しい言葉も、知っている。

「ヤダ。欲しいの。おまんこ、ナインくんの舌で直接舐めて。えっちなお汁、いっぱい吸って。」
「舌でぐちょぐちょにされてぇか?」
「うん……。シて。」



彼女のおねだりに二つ返事で頷いたナインは、膝をついてエミナが崩れ落ちてしまわぬようにしっかりと尻を掴む。そして、ちゃっかりと揉んで掌に尻肉の感触を残す。

早く、早くと急かされて、愛液のべっとりついた下着を脱がせて、恥部を眺めた。
下着に張り付いた愛液が、糸を引いて垂れるのが見えると勿体ないとそれに吸い付いた。
エミナの黒い下着には、愛液と唾液がべっちゃりとついた。

「っあぁっ、噛んじゃだめぇ……。あんっ。ひゃうっ。」
ぷくっと浮き上がるクリにキツく吸い付くと、歯の間に挟んで優しく甘噛みした。
イヤイヤ言いながらも、エミナがここへの刺激が一番好きだということを知っているナインは、陰核の皮を剥いて直接舐めて吸い上げた。
案の定、刺激をするまでもなく、肉ビラの奥からとろとろと愛液が垂れてくる。
大好きな蜜を吸い取ろうと、くちゅりと音を立てて舌を熱くて蕩けた膣にねじ込んだ。

「ふっ……あっ、そこ、すき。舌でグリグリって、してぇ。」
ナインの舌が浅い部分を掠めると、顔に似合わず柔らかい彼の髪を掴んで、もっとと腰を揺らす。
「っ、えろっ……。汁、とろとろですげーぞ。」
啜り取っていたが、エミナの表情が見たくなったのか割れ目から舌を引き抜いて見上げた。
快楽に溺れるその表情と、動く度に揺れる乳房に暫く魅入っていた。
「んっ、舌、足りな、いよぅ……。ぬるぬるの欲しいの。」
愛撫が止まると、くぐもった声でナインの舌を求める。欲しい欲しいと、只管に鳴いた。
求められるままに、揺れる恥毛を舐めて、厚い舌をとろとろの恥部へと押し込んだ。
浅い所をくちゅくちゅと音を立てて刺激する。甘い痺れが、エミナの全身を襲った。

ナインの舌だけで、イッてしまいそう。
恥部はどろどろで、愛液なのか唾液なのかは定かではない。

「エミナせんせぇの全部、舐めてぇ。」
高みに昇る最中に聞こえてきた欲に、エミナはこくこくと頷くだけだった。

せんせー、足の指まで、舐めてもいいですか?



2012/03/10