シンドバッド様のアレがみたいの!(ギャグエロ)(シンドバッド×紅玉)


「はう!!不覚だわぁ。んんっ、シンドバッド様」
甘ったるいほどの言葉と、吐息で交じり合ったのは数時間前。
快楽から眠りこけてしまった紅玉は、ぴくと反応した後に、今夜の己の使命を夢の中で思い出して目覚めると大きな目を見開いた。
大きな腕に抱きしめられて、視線を熱のあるそちらに向け、暗闇の中に感じる吐息はシンドバッドのものだと確信すると胸を高鳴らせた。
「大好きですわぁ」
厚い胸板に手を置いてすりすりと頬ずりしつつ、そこへキスを落す。
最早これは、紅玉にとっては無意識のうちにしてしまう行動の一つでもあった。
「……ッ、ん?」
シンドバッドが何かに気づいて小さく動くと、起こさないようにと紅玉は肩を揺らして口を両手で塞いだ。

夜の闇の中に戻る寝息に、ほっと胸を撫で下ろして、唇を噛み締めて意気込んだ。

「み、見たいですわ。シンドバッド様のアレ……」
肌を重ねることはしても、実は、今まで紅玉は一度も、シンドバッドのイチモツをみたことが無かった。
見る機会は、それはもう十分すぎるほどにあったのだが、最中は、シンドバッドにイかされっぱなしで、胎内に入り込む肉棒そのものまで見ることが出来なかった。
うっすら見たことは有るのだが、それはほんの一瞬で、もう忘れてしまった。
一体、どういうモノが自分のナカに入っているのか常々興味があった。


「怒らないでねぇ。シンドバッド様、ちょっと見るだけだから」
毎夜の如く絡み合っているので、本日も互いに裸。下半身に当たるモノは、大きい。
シーツをゆっくりと引き離して、煩い心臓を押さえて、シンドバッドの下半身に視線を向けた。

「!!真っ暗で見えないわ。ううっ、どうしよう。明かりが無いわぁ」
身体を起こして、そこを直視してみたものの、真っ暗で、ブツは見えない。何となく、大きいのは分かる。けれども、よく見えない。
きょろきょろと辺りを見渡しが、明かりを灯すものは何もない。
目を凝らして、顔を近づけてみる。

「よく分からないわぁ。ん?動いた、かしら……?」
シンドバッドの肉棒に、紅玉の吐息がかかるとシンドバッドのアレが一回り大きくなったような気がする。
紅玉は、目を擦って暗闇の中でそれを凝視しした。

「んっ、よく分からないわぁ」
目を擦って見ても、ソレを捉えることは出来なかった。

「……何が?」
「シンドバッド様のアレ、見たいの。どんなのが、私の中に入ってるのかなって思って」
「アレって?」
「ぁ、アレですわ。殿方の……」
「へぇ、それでどうだった?」
「んー、暗くてよく見えないわぁ」
声の主の方に視線を向けると、月明かりに仄かに微笑むシンドバッドの表情。
紅玉の頬が引き攣って、ぎこちない笑顔の後、頬は真っ赤に染まって、ベッドの端の端の方で縮こまって顔を隠した。

「〜〜〜っ、ごめんなさい。違うの、あの、えっと、わたくし」
言い訳しようにも思い浮かばずに、シーツに顔を埋めてぽそぽそと呟いた。
泣き出してしまいそうで、声音は掠れてしまっている。


散らばる僅かな情報で、紅玉の好奇心を理解したシンドバッドは余裕の表情で笑っていた。

「言ってくれたら、いくらでも見せたのに」
シンドバッドの声を聞き取れなかった紅玉は、裸の身体を丸めて隅っこでめそめそと泣いていた。
明かりが灯って、ベッドが軋む音が届いた。愛想を尽かせて、出て行ってしまったのだろう。
手さぐりでシーツを探すと、身に纏わせて顔を上げる。

「!し、しんどばっどさ……」
全裸の目の前の男性に、紅玉は目を見開いて、口を開けたまま暫く固まったままだった。
「どうぞ?好きなだけ見てくれ。コレも、姫君のモノだ」
茂みの中から垂れさがる肉棒と、大きな袋。
両手で顔を覆うも、その隙間からまじまじと観察をしていた。
「すご、いですわぁ」
雌の本能からか、とろりと膣奥から愛液が溢れているのが分かった。内股を擦り合わせてそれを隠す。


両手で口元を覆い、暫し、うっとりと魅入っていた。
「俺ばっかり見ているのは、面白くないな」
「?……ひゃあああっ、いやですわ!だめよ!」
簡単にベッドに組み敷かれて、シーツをはぎ取られた。
仔猫を追いこんだ、狼の瞳はとてもとても楽しそう。

「俺も、みたいんだ」
「シンドバッド様は、いつも見ているでしょう?恥ずかしいわぁ」
感じている最中ならまだしも、平静時に秘部をさらけ出すことは、恥以外の何物でもなかった。
羞恥心から、紅玉の頬にはつーっと雫がつたう。
太ももを固定されて、曝け出した割れ目からは、シンドバッドの精液が、新たに作られた紅玉の愛液に押し出される形で気泡と共に溢れていた。
こぷりと、体液が溢れるたびに、紅玉の身体は震える。
濡れて、ぐちゅぐちゅで、シンドバッドの吐息が触れると膣口がぱくぱくと開閉しておねだりをする。

「見てるだけじゃ嫌よぉ。シンドバッド様の、大きなおちんちん、ほしいの」
細い指を自らの熟れた恥部に入れて、押し広げてみると甘い声音で大胆にも誘う。
シンドバッドの選択肢はひとつしかなかった。けれども、彼女の声を聴いてそれを行う素振りを見せると、勃起して腫れた陰茎を割れ目に寝かせる。
汁の滴る亀頭を、くぷと音を立てて、体液濡れの幼い恥部へと押し込んでいった。
今夜は、目を逸らさずに、大人の雄が己の胎内に埋まる様を見つめた。

勃起した肉棒は、異形のモノのようで、シンドバッドとはまた別の何かに見えた。
もっとずっと、見ていたい紅玉だったが、細かい律動の波によってやってくる快楽に、そういつまでも見続けることは出来なかった。
「あっ、あっ!ふう、く、あっ、しんどば、ど、さまの、も、と……ひゃあん!」
ずっぷりと突き刺さる肉棒に、内股を震わせて、口端からだらしなく唾液を垂らして紅玉は、虚ろな目でシンドバッドにそう訴えた。

膣肉の細かい動きに翻弄されつつ、シンドバッドは徐々に余裕の無い表情をして、紅玉に視線を向ける。

「おまんこのなかにも、っ、欲しいですけど、しんど、ばど、様の、おちんちん、もう一回、みたいの」
根元まで入っているのは、幸せな事だったが、紅玉は、シンドバッドの雄がどうしてもみたかった。
視界は快楽で曇り、意識は夢心地で定かではない。それでも、見たいと熱望した。

「いやらしいお姫様だ、ッ、満足か?紅玉の、いやらしい液でどろどろだろ?」
脈打ち赤黒いそれが、己の恥部からぬぶぬぶと抜け出て、またゆっくりと埋まっていく。
「ひゃ、あっ、ん、シンドバッドさまの、おっき……あ、おまんこに奥まで……!!」
互いの愛液でてらてらと光るそれを紅玉は凝視して、恍惚の笑みを浮かべた。


卑猥な言葉で遊ばれて、胎内にぐっぷりと埋まる肉棒にいかされて、幸せな夢を見つつ朝までぐっすりと眠った。


「はっ!!また眠ってしまったわぁ。……、シンドバッド様のどんなのだったかしら。…………、気持ちよすぎて覚えていないわ……」
頭が真っ白になるまでいかされ続けて、シンドバッドの肉棒を目に焼き付けた筈なのに、記憶はうっすらとしかなかった。
「……、も、もう一回だけ」
理性のある時に、しっかりと見たい。
紅玉は、うずうずしながらシンドバッドの頬に触れて眠っていることを確認して、そろりと視線を下ろそうとした。
その時だった。

「……姫君?」
掠れた声が響く。
「はうっ!えっと、あの、シンドバッド様ぁ、あの、これはですね」
ぎくりと全身が震えて、頬を真っ赤にしておそるおそるシンドバッドを見上げた。


シンドバッドの笑顔の意味を汲み取ると、紅玉もつられて笑って、その次の行動をその身体で理解して、恥部をじゅわりと濡らした。

そしてまた、振出しに戻る。
まともな意識の時に、シンドバッドのイチモツを見るまでに、かかった時間は半年弱だった。



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2012/12/23
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