水着ネタ(一護×織姫/エロ一歩手前) | ナノ




水着ネタ(一護×織姫/エロ一歩手前)

「うう、水着、ぴちぴちだよねぇ」
座り込んで己の乳房を掴む織姫に挑発されているかのような錯覚に陥る。
「すげえ、ぴちぴちでエロい」

初めに断わっておくが、俺はスク水コスプレが好きだとかそういう訳では無い。
井上が、明日の体育の授業は水泳。去年の水着が未だ着られるかどうか不安だというので、今ここで着てみてもらっただけだ。
何気無に言ってみたら、素直な井上は迷う間もなく即座に返事をくれて、いそいそと着替え始めた。

スクール水着姿の井上は、予想以上にいやらしかった。

「おっぱい苦しいし、新しいの欲しいけど……んん!節約だから我慢だよ」
確かに、織姫の乳房は一刻も早く水着の中から顔を出したそうにしている。首を横に振る織姫に同調するように乳房も揺れた。

まずいと一護は思った。
ぴちぴちスクール水着の織姫を見た男どもが、織姫を良いズリネタにしてしまうと。
自分も、申し訳ないがズリネタというか、今ここで抱いてしまう事は確定しているのだが。
自分はいいが、他の男には見られたくない。という、男の独占欲。
そんな事を考えている一護の眉根には深い皺が刻まれていた。

「ん、もう脱がなきゃ」
長時間この姿でいるのは、忍びないと思った織姫は着替えるべく立ち上がろうとした。
「俺が脱がしてやる」
別室へと移ろうとするが、一護によって遮られた。
「……いいよーって、黒崎くんの目がコワイです」
一護は、雌を孕ませようとする雄の貪欲な瞳を織姫に向けると、有無を言わさずに床へと押し倒した。
露出した肌が冷たい床に触れると織姫の肩も揺れる。
だが、ひんやりとした冷たさを感じたのはその一瞬だけだった。


「水着、汚さないでね?」
組み敷かれた男の顔を見れば、ヤル気満々の雄の顔。織姫は、目を伏せて諦めて、忠告だけをそっと零した。
「分かってるって。水着の上からじゃ、乳首吸えねえもんなァ?」
そういうことじゃありません。
露骨な言葉に気恥ずかしくなって、きゅっと唇を噛むと困ったように眉を下げて一護を見つめた。

「ううっ、えっちする前そうやって意地悪いう」
セックスの前の恒例行事のような、あまーい言葉責めに織姫は涙目になって抗議の声を上げた。
「意地悪じゃねえって、本当の事だろ。それだけじゃねえな、あそこもぐしょぐしょになるもんなァ」
今にも泣きだしてしまいそうな織姫が可愛くて仕方のない一護は、口端をにやりと釣り上げていつになく意地の悪い顔と声で囁いた。
ゾクリと織姫の全身が震える。
怖れでも、嫌悪でもなくて、悦びから。

「!!いいもん、今日は、黒崎くんのことをぐしょぐしょにしてやるもん!」
これから、たくさんえっちな言葉で攻められて、唆されて、どうしようもなくなるのだから先手を打つもりで声を張り上げた。
「いいぜ。どこをぐしょぐしょにしてくれんだ?」
が、一護の方が上手で撃沈。
「そ、それは……あのですね、その、えっと……」
勢いよく言い放った織姫だが、深く追求されると尻ごみをしてごにょごにょと呟いた。

「ヤッてるときは、エロい言葉もいっぱい言ってくれるのにな」
心底楽しそうな表情と声音に、今夜もたっぷりじっくりと声でも、指でも、太い肉塊にも、鳴かされるのだろうと思うと、織姫の恥部は早々に興奮に潤んでいた。



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2012/07/26