クラスゼロ、任務開始だよーん。 | ナノ

Luv class0!!!

ナイショ

▼03/20 ソンケーするくらさめさん(トンベリメイン)

くらさめさんは、只今会議中。
なので、0組にて待機。
今日の夕食はなににしようと、ぼんやり考えていると――。


9:「あー、忘れモンだぞ、コラァ!お、クラサメいねーのに、どうした?ほ、包丁は下ろせって。」
教室にCOMMを取りに来たのは、授業中の態度も宜しくないナイン。
トンベリは、身体をそちらに向けるとナインの行動を眺めた。
T:(くらさめさんの舎弟そのいち。あいかわらず、さわがしい)
9:「つーかよ、クラサメと一緒にいて楽しいのかよ、オイ。アイツ、何考えてっかわかんねーだろ、コラァ!口うるせーしよ。」
T:「……………。」
9:「………まあ、0組の隊長はアイツじゃねーと出来ねぇだろうけど……。って、お前に言っても意味ねーか!んじゃーな、俺は遊んでくるぜ。」
T:(くらさめさんが、ほんとうはやさしいことしってるのかな。)
クラサメを認めているかのような発言。なんとなく、トンベリは嬉しくなった。
荒々しく出ていくナインを見送って、次に入ってきた人物に視線を向けた。


6:「ナインはうるせーな。あれ?放課後も武器もってなかなかやるじゃん。……包丁、光ってんね。」
T:(くらさめさんのふぁんいちごう。きがあいそう。)
6:「クラサメ待ち?あいつ、相当強いだろ。一回、手合せ願いたいモンだ。なあ、クラサメってさ、って、あー、なんでもないよ。」
T:(もしかして、このくちのわるいおんなのこって、くらさめさんのこと……。)
ほんのり頬を染めて、慌てて教室を出ていくサイスの乙女心を敏感に感じとった。

0組の生徒たちに慕われている(?)クラサメを誇りに思っていた。


続いて入ってきたのは、エミナとカヅサ。
時折、三人で集まっているようだ。

E:「クラサメくんは、まだ、か。もー、お仕事がんばりすぎ。」
K:「ほーんっと、仕事熱心というか。手を抜くのもありだと思うけどね。」
T:(おっぱいおっきーおねーさんと、へんたいさん。くらさめさんのだいじなおともだち)
E:「真面目でお堅いところが長所なんだけどね。」
K:「あと、素晴らしい筋肉を持っているところもね。」
E:「カヅサがいうと、なんかえっちなのよ。クラサメくんにいったら怒られるよ?」
K:「本当の事だからね、怒られるだろうね。候補生の時よりは怒られなくなったんだけどな。」
E:「そういえば、前より減ったかも!懐かしいネ。」
思い出話に花を咲かせて、教室を出ていく二人の声を黙って聞いていた。

ここには、クラサメの居場所が有る。トンベリは、それが嬉しかった。



「……、待たせたな。帰ろうか。」
数分後、颯爽と現れたのはトンベリの尊敬するクラサメ。
ぺたぺたと足音を立てて、クラサメの一歩後ろを歩いた。

(くらさめさん、そんけーしてます。いつまでも、そのままでいてください。なにがあってもついていきます)


2012/03/20


…………………………… 
2012/03/20 01:06(0)

[] []


prev top