覚えてますか?あのCM


「なぁなぁ俺達って選ばれし物じゃね!?」
「うるさい」
「そうだ、数ある色の中から私達が選ばれたんだ」
「いいいいよっしゃァァ!!!」
「まぁクソガキのテンションにはついていけないけど悪い気はしないわね」
「レイが喜ぶのも無理はないさ」
「(スンスン)」
「優越感やべぇコレ!この感じイイ!」

アルミン「やっぱり変えよう」

「アッ」
「ってエエエエルヴィン!!?」
「い…いきなり消えたぞ」
「ちょっと何なのこの緊張感」

自由に選んで作るペンKUCHIKU


*


ミカサ「どうしよう…」

「(スンスン)完全に迷っている」
「ロクな色来ないわよ」
「なんで?」
「センスなさそうだもの」
「ミケも兄さんも夢持とうぜ!エルヴィンが戻ってくるかもしれないだろ?」
「夢?」
「たかだかレフィルのアタシ達に夢も希望もあるわけないじゃない」

ミカサ「決めた」

「シャーペン入りましたー!」
「そう来たか」
「ほら見なさい」
「いやぁお待たせしたねみんな!」
「別に待っ「ハンジウェ〜〜〜イ!!!」
「レイウェ〜〜〜イ!!!」
「「うるさい」」

自由に選んで作るペンKUCHIKU


*


「レイ!しっかりしてレイ!」
「チクショー…もうインクがねぇ…」
「諦めちゃダメよ!」
「もういいんだ…みんなと…今まで一緒にいられて楽しかっ」エレン「交換っと」
「レイテメェ!!せめて買い間違えた紅茶買い直してから逝きやがれクソ野郎!レイ!」
「落ち着け」

カチャ

「おや?」
「あ、エルヴィン」
「どうやら戻って来たみたいだな」
「(スンスン)」
「眉毛!アンタはお呼びじゃないのよ!でもこの際アンタでいいわさっさと紅茶買って来てちょうだい!」
「来て早々に私の扱い」

自由に選んで作るペンKUCHIKU


*


【これ、誰のペン?】

「(スンスン)赤1本に黒3本、黒は…全部太さ違い」
「黒の使い分けね」
「ビジネスマンじゃない?」
「私はビジネスマンではなくキャリアウーマンだと思う」
「キャリアウーマンっていうと眼鏡かけてるイメージが…じゃあハンジ?」
「コイツのどこがキャリアウーマンよ」
「そしてショートヘアの白シャツといっところだな」
「!そこまで分かるのかエルヴィン」

「それは私のペンだ」
「「「「「!!!」」」」」

「ザックレー総統…」
「…えーっと?眼鏡かけてて、ショートヘアの白シャツで…」
「キャリアウーマン?」
「ではないねぇ」
「私の読みが外れた」
「掠りもしてないから安心なさい」

自由に選んで作るペンKUCHIKU


*


【これ、誰のペン?】

「次は茶に紺、紫と黒か」
「(スンスン)随分と渋いチョイスだな」
「渋すぎよ」
「渋いと取るかシックと取るか」
「レイ、アンタそんな単語知ってたのね。ジジイので決まりにしましょ」
「え〜?即決すぎない?」
「待てリヴァイ、ジジイはジジイでもジジイと取るかナイスミドルと取るかだ」
「駐屯兵団のピクシス司令とか!」
「(スンスン)それかウォール教の司祭?」
「結局どれもジジイじゃないの。ジジイのペンで決まりよ決まり」
「(スンスン)リヴァイは攻撃範囲が広いな」
「何か誤解されるような言い方やめろ」
「俺は思った!実はエルヴィン!」
「私はナイスミドルに片足膝まで突っ込んでるが残念ながらまだジジイではない」
「(スン)で?結局誰のペンだ」
「おバカ、それをアタシ達が考「しまった思い出したコレ俺のペン!!」

「「「「は?」」」」

「何どういう事」
「いや昨日どっかでなくして探してたんだけどあったよあった!」
「(スン!?)」
「どうして気付かなかったんだ」
「まぁまぁ!そんな日もあるって!」
「さすがハンジ!ウェ〜〜イ!!!」
「レイウェ〜〜イ!!!」
「「「うるさい」」」

自由に選んで作るペンKUCHIKU

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