「なまえ先輩!…あっ」

「なあに?かり、おわ、」

「狩屋!何してんの?」

「ああ、なんか、えっと、知り合いの…おじ、いやお兄さんにもらった魔法の粉を…」

「げほっ、げほ、げほ…」

「なまえ先輩にぶちまけたの!?」

「…うん…つまずいちゃって…(わざとだけどな)」

「なまえ先輩大丈夫ですかー」

「げほ、まあ、うん…たぶん…」

「……………」

「……………」

「え、なに?顔粉まみれ?」

「せ、せんぱあああああああああい!キャプテええええええン!」

「え、なに?どうしたの?なに?」

「どうしたんだ、そんなに騒いで……………」

「ちゅーか、なにそれ!コスプレ?急にそんなんやるから一年びびってんじゃん」

「コスプレ?」

「なんだよこの尻尾。どこについて…」

「…あっ…ん…!ば、なに、どこ触ってんのよ!死ね倉間!」

「お、おまえこそどっから声出してんだよ!尻尾だよ尻尾!おまえのケツから生えてる!」

「ていうか、倉間くん…これ、耳…。生えてますよ、本当に」

「は!?」

「なに?耳?耳ない!耳!耳ないよ!」

「上だよ上。頭の上」

「え、え…。あ、な、なにこれ…。いた、なに…?狩屋のせいでしょ!」

「ご、ごめんなさい…。でも、わざとじゃないんです。」

「…狩屋、戻し方はわかるのか?」

「粉くれたおじさ、じゃないや、お兄さんに聞かないと…」

「仕方ない。俺と狩屋でその人のところまで行って来る」

「はあ!?何でアンタなんかと!」

「おまえ一人じゃなにするかわからないからだろ!じゃあな、神童」

「あ、ああ…。」

「どうしましょう…一生戻らなかったりしたら…」

「そんときはテレビ出ればいんじゃね?不思議!なぞの猫少女!みたいな感じで」

「最低だよ浜野アンタ他人事だと思って…。地面に落ちた粉投げてやる!」

「うわ、なにす…!」

「おまえなんか道連れだ!」

「げほっげほっげほっ」

「うわあああ浜野先輩まで…!」

「…浜野だと、なんか、ムカつくな」

「てへぺろ」

「うわ、舌出すなよきもい」

「なにこの散々な言われよう。えい!倉間も猫になーれ!」

「うわ!」

「みんな猫になーれ!」

「やめろ浜野おおおお!」






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このあとみんなで尻尾触り大会が始まるんだけど、なんかイケナイことしてる気分になって、尻尾が性感体になるって話よくあるから、そんな感じでみんなアンアン言ってたらまるで…裏じゃない!下ネタで済ませたかったのに!というワケでカットしたらすごく短くなった。


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