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ベルはリツカが投げられた時のささやかな叫び声に反応したらしかった。ベルが持っていた二つのマグカップは、ベルが慌てた拍子に溢れたらしく、ふちが汚れていた。
ベルはリッカと僕にマグカップを手渡し、その時僕にリビングに全員でいるから、後で降りて来るように言った。多分、僕が殺した男の処理やら、リッカを保護する為の作戦やらを話し合う事になるんだろう。
僕はベルにわかったと返事をした。でも僕は結局リビングには朝まで降りなかった。
コーヒーを飲んだ後なのに、僕とリッカはその直後相手を抱き枕代わりにして、ぐーすか寝てしまったからだ。


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Dog-ear ??
SCHNEEWITTCHEN






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