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目の前で人を殺したら、リッカはどんな反応するだろう、の疑問の答えがこんなに早く帰ってくるとは思わなかった。リッカは僕が見えないほど怖がっている、可愛いな。
僕がリッカを抱えてとりあえず部屋を出ようとしたとき、ブブ以外の全員が部屋に飛び込んで来た。多分男の汚い叫び声を聞きつけたに違いない。ブブがいないのはおそらく寝ているからで、ブブは自分で起きない限り起きる事が無かったからだ。

「何があった」

レヴィが珍しく喋った。僕はアスモにリッカを渡した。リッカは小さくて細いので、女の力でもそんなに重くはなかった。アスモに渡すと、リッカはアスモの首に腕を回した。

「アスモはリッカをお願い」
「…わかったわ」

アスモが一瞬だけ男の死骸を見てからリッカと居なくなると、僕の部屋にこの家の男が全員揃った。ベルが電気を点けて全員で転がっている死骸を見ながら数秒沈黙が流れた。

「リッカが襲われた」
「誰なんだよこいつ」
「何で死んでるんだいマモン」

サタンが怪訝そうに言う言葉を流して、ルシファーは冷静に僕に聞いた。ルシファーはまだワイシャツを着ていて、帰って数時間も経っていないんだろう。


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Dog-ear ??
SCHNEEWITTCHEN






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