迷子のお人形さん‐001
無事お風呂を終えた晴男は寝息を立てる美少年を奥座敷の布団に寝かせてひと息つく。
晴男
「…つ…つかれた…|||」ゲッソリ…|||
友紀
「いやぁ///ハレがあんな積極的だとは思わなかったよ〜?///」ニヤニヤ
晴男
「…うっ、せ…」グラ…
友紀
「ハレ?」
バタン…!
晴男
「………」グー
体力の限界をとっくに越えていた晴男は気持ち良さそうに眠る美少年の隣に倒れ込んで寝落ちた。
友紀
「……お疲れ、ハレ。ふふ」
顔を寄せて眠るふたりに目を細める。
しばらくその寝顔を眺めた(眼福)友紀は買ってきた食べ物を冷蔵庫に入れに立った。
+※+※+※+※+※+※+※+ どれほど時間が経っただろうか。
心地良い眠気に微睡んでいるとカシャカシャと機械音が耳に飛び込んで体を起こす。
晴男
「! あれ、あの子は!?」ガバッ
友紀
「あ!おはよーハレ!」
晴男
「お前まだ居た、の…か…」
友紀
「えへへ!///可愛いでしょー?///僕のコレクション!///やっくんも似合うけど、この子は別格だね!///」キャッキャッ///
晴男
「…なにしてんだテメーは…;;;」
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