胎動篇ー042

銀華
「そう。きっと貴方の好きな子は貴方の事が好きよ」フフ

天納
「………そっか///」

千代
「"嫌よ嫌よも好きの内"?銀之丞さまに絵を描いてもらってもいいんじゃない?」クスクス

天納
「…うん///」コクリ

月子
(天納くん嬉しそう。…人を好きになるって、どんな気持ちなんだろう…)


月子は立ち止まって目を瞑り空を見上げた。

ふ、と白い息を吐くとそれは空に向かいながら霧散して消える。


千代
「月ちゃーん!置いてっちゃうよ〜?」

月子
「Σあー!;;;待ってよぅ!!」


また誰からともなく雪をかけ合いながら笑い出す。

そうしているうちに屋敷へと帰ってきた。


  ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 

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