胎動篇ー009

全員
『…;;;』

月子
「お母さぁぁぁんっ!!!」ウワァン


「月子…泣くか食べるかになさい;;;」

月子
「美味しいよぅ〜…///」グズ


「…;;;」

綾狐
「ほンっとに毎回毎回毎回…∞。馬鹿野郎めがっ!!!!」ガツガツガツガツ

銀華
「銀」

銀之丞
「…うん…」ジョボーン

銀華
「文を持ってらっしゃい」

銀之丞
「…うん…」ジョボボーン

綾狐
「千代千歳っ!!!」

千代
「ふぁい!」モグモグ

千歳
「…姉さん…」

綾狐
「お前達は門で出迎え、竜胆間(りんどうのま)まで案内しろっ!!!!」ガツガツガツ

千代
「かしこまりましたっ!ごちそうさまでしたっ!」

千歳
「…ごちそうさまでした」

綾狐
「銀華金華は竜胆間の準備並びに茶の準備っ!!!!!」ガツガツガツ

銀華
「わかったわ」

金華
「…」コクン

銀之丞
「俺は…?」

綾狐
「お前は此処の片付けだよ。そして終わったら俺の部屋に来い…」ゴゴゴゴ

銀之丞
「…はい|||」

綾狐
「母上殿と月子は俺と一緒に来いッ!」ガタンッ


「はい。あ、まだ食事が…」

銀華
「私が案内しましょう。ゆっくり召し上がってください」


「すみません」

月子
「あ!綾狐さま待ってくださいよぅ〜!」グズ

銀華
「…綾狐並みの速さですね」


「…;;;」


綾狐はふんっと鼻を鳴らしながらどかどかと部屋を出て行く。

それに続いて月子も慌ててついて行く。


  ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 

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