胎動篇《三》ー005

彩祢
『僕たち本当になにも知らないんだ…』ウル…ッ///

月子
「…!」


彩祢ちゃんの声が変わった!?


彩祢
『だから…』



ぷっ!…くっくっくっ…!///



彩祢
『!』

綾狐
「あっはっはっはっ!!!」

月子
「Σ姉さまっ!?;;;」


綾狐は突然目に涙を溜めながら腹を抱えて、あっちにごろごろこっちにごろごろ…。

大笑いをしながら足をじたばたさせている。


月子
「え!?…ちょっ!?…銀姉さまっ!?……誰かっ!?;;;;」

威介
「こらっ!!じたばたするなってっ!!;;;」イテェッ

綾狐
「大丈夫だよ///月子…っ///」カッカッカッ

月子
「???;;;」


止まらない綾狐の笑い。

混乱する月子。

に、殴られ続ける威介。

を、眺める方々。

と、むくれる彩祢。


彩祢
『…』ムゥ

綾狐
「おま、おま、え!?、あはっ!其れ、"誘惑の術"のつもりか!?かっかっかっか!!!///」

彩祢
『…』

月子
「誘惑の術?」キョトン

威介
「いっ…てぇ〜…|||」

綾狐
「…誘惑の術ってェのはなァ…」クスッ

月子
「!?」


大笑いしていた綾狐の雰囲気が何時の間にかがらりと変わっていた。



綾狐
『こうするのよ』



彩祢
「…」ポカーン

全員
『…!』
 

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