冬の夜更けに-008
母親
「ごめんなさいね、月子」
月子
「平気!お母さんもマメも居るもん!だから謝らないで?」
そう言って笑う月子に母親はやっと「そう」と笑みを返した。ふたりはひとしきり笑い合うと灯りを消して布団へと入った。
月子
(…ふかふかあったかい…///)
お布団いいにおいがする…///
落ち着くにおいだなぁ…///
………………///
……すぅ…
…………
………
……
…
夜更けの長い旅を終えて月子は漸く眠りに就いた。
明日、千代に会ったら何をしようかと夢を見ながら―…。
冬の夜更けに_終
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