冬の夜更けに-008

母親
「ごめんなさいね、月子」

月子
「平気!お母さんもマメも居るもん!だから謝らないで?」


 そう言って笑う月子に母親はやっと「そう」と笑みを返した。ふたりはひとしきり笑い合うと灯りを消して布団へと入った。


月子
(…ふかふかあったかい…///)



お布団いいにおいがする…///


落ち着くにおいだなぁ…///


………………///


……すぅ…


…………


………


……






 夜更けの長い旅を終えて月子は漸く眠りに就いた。



 明日、千代に会ったら何をしようかと夢を見ながら―…。




冬の夜更けに_終

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 


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