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シグレ
「?何だ。気持ち悪ぃな」
アオイ
「いつものシグレだ。昨日はなんか変だったぞ?シグレ」
シグレ
「昨日?」ハ?
アオイ
(覚えてないのか)フーン?
シグレは眉間にしわを寄せながらずんずんマーケットを進む。
今日は晴れて魔装警師団入りをしたアオイの生活用品を買い出しに来たのだ。シグレは命令という名の雑用を押し付けられている。
なんでかオズワードには逆らえないらしい。
「あれぇ?アオイちゃん!シグレ君!こんにちわぁ!」ヤッホー!!
遠くから呼ばれて顔を向けると満面の笑みのルイズが通りを塞いで手をブンブンと振っている。
アオイ
「ルイズ!」
ルイズ
「やっほ☆やっほ☆今日はふたりで買い出しかい?」
アオイ
「うん!」
シグレ
「ちょうどいい。お前ルイズとそこで待っていろ。買い物して来るから」
アオイ
「はーい」
ルイズ
(…ホントに犬みたい///可愛いですねぇ///)ニコニコ
アオイ
「あ!そーだ!」
ルイズ
「どうしました?」
アオイ
「オレ明日からしゅーれんじょってとこに行くことになったんだ!」
ルイズ
「修錬所ですか。懐かしいですねぇ〜。僕も昔通ってたんですよ」
アオイ
「おぉ!?なぁ、しゅーれんじょって楽しいとこか!?なにすんだ!?///」
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