031

アオイ
「…とりあえず上向かせろ」

リーツ
「…」


 リーツがアオイの両側の男達に手で合図を出すと、やっとアオイは自由になった。


アオイ
「あ〜いってぇ〜…首ばっきばきになったじゃんかぁ〜…」ブゥ〜…

リーツ
「…で?」

アオイ
「………。オレの体はルイズに。オレの命はシグレに。オレの魂はオズワードに」

リーツ
「と、いうと?」

アオイ
「ルイズはヤミの研究をしてるって言ってた。だからオレの体を研究させてやる。シグレはオレを殺せる力を持ってる。オレの生き死にはシグレに決めてもらう。オレの魂はオヤジが誇りにしてた魔装警師団、そこの偉いヤツ、オズワードに」

リーツ
「つまりキミは魔装警師団のペットになるという事か」

アオイ
「?うん」コクリ


オズワード・ルイズ
((いやいやいやいや…!!!;;;))


リーツ
「ふっ。面白い。キミ達の申し出を受理しよう。だが」



リンゴー…ン!リンゴー…ン!



リーツ
「…」

聖樹愛護団体
「こ、この鐘は…っ|||」

ホームズ
「…障壁内部にヤミが現れたようじゃのう」

聖樹愛護団体
「何をのんきな…!!さっさと殺して来い!!それがお前たちの仕事だろうが!!」
 


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