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聖樹愛護団体
「適当な事をッ!!そんな目に見えぬ言い伝えを信じろと言うのかッ!!」
ルイズ
「おやおや。目に見えない、というのならあなた方にも聖樹の力は目に見えていないはずですよねぇ?」
聖樹愛護団体
「!!」
ルイズ
「多少なりとも魔力を保有する各師団員ならまだしも。欠片も魔力を持たないあなた方庭師には見えないはずですよね?聖樹の力、な・ん・て」
聖樹愛護団体
「っそれは…!!」
普段は糸目のルイズが目を開いて見下した笑顔を繰り出す。
ルイズ
「もし、聖樹の力が見えているのなら…それは僕達《魔装師》が《聖樹の力で創生した魔装》を装備した、あなた方の《大嫌いな魔装警師団》の皆さんが起こした奇跡ですよぉ?」ニタリ
聖樹愛護団体
「……!;;;」グヌヌ…ッ;;;
ルイズ
(わぁ///黙らせちゃった★ぐうの音も出せないなんてぇ///あー超気持ちいいっ///)フッ
ま、もいっこ"手"を用意してるんですけどね…。ふふ。
リーツ
「ルイズ君、だったか。いい性格をしているな。キミみたいなのが導師になったら厄介だな」クスリ
ルイズ
「お誉めの言葉と受け取りましょう」フフ
リーツ
「さて。娘。キミがオニだったとして、我々はどうしてキミを信用すればいい」
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