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昔っから魔装師協会と聖樹愛護団体はこれでもかっ!という程仲が悪い。
生物の生存率を上げる為に聖樹の力を使う魔装師協会に対して、聖樹の力を温存させる事で長く加護という恩恵を受ける事が大事だと主張する聖樹愛護団体。
ことあるごとに研究の邪魔をしてくる庭師にフラストレーション溜めまくりの魔装師達。その代表がルイズだ。
そんな協会と庭師のどろんどろんの重ったい空気の中で我関せずなリーツが場違いな声を上げる。
リーツ
「やぁ、シグレ。キミも来ていたのかい?」クスリ
シグレ
「……っ」ビクン…ッ
オズワード
「異議あり!です。本件に関して現時点で彼は関係ありません。というか魔装警師団(うち)のアイドルに気安く話しかけないで下さいませんか?リーツ王」
リーツ
「これは失礼。久々の再会だったものでね。では、閉廷してからゆっくり話させてもらうよ」
オズワード
「謹んで辞退させて頂きます。貴方はシグレに近付けさせません」ニッコリ
リーツ
「ふふふ。現御主人様はだいぶキミに惚れ込んでいるね。"どの手"を使ったのかな」クス
オズワード
「貴方と一緒にしないで頂きたいですねぇ」
リーツ
「これは手厳しい」
アオイ
「…おい」
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