下書き@@

 普段、オズワード以外の他人にまるで興味無しなアルがアオイの話に興味を示している。

 アオイを見ているようでどこか別の場所を見ているような…。


 まるで自分にも思い当たる節があるかのように―。


オズワード
「アル?」

アル
「何だ」

オズワード
「いや、珍しく他人に興味を持っているなぁって」

アル
「死ね」

オズワード
「わぁヒドいなー」

アル
「…」フン

アオイ
「…あ、そーいや…。黒いオレが"お前は蒼白焔(そうはくえん)のフーマだ"って。いまだに何回訊いてもそれがなんなのか教えてくんねーぇんだよなぁ」ンー

ルイズ
「ねぇ、アオイちゃん?黒いアオイちゃんってどんな(?)なのかな?」

アオイ
「うん?」キョトン

ルイズ
「ほら、今僕の目の前に居るアオイちゃんは黒髪に黒い瞳でしょ?だからどう黒いのかなって」

アオイ
「あぁ、なんか体中に黒い模様が描いてあるんだ。で〜目が赤いの」


 魔法学を研究しているルイズは興味津々にアオイの話を聴いている。


 そしてアルはいよいよ口元に手をあてて俯き考え事を始めた。


アル
「…」

オズワード
「…」



やっぱり、"忌み子"の謎は東方のオニにあり…かな。



 


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