下書き@@

 なんとなく不服げなアオイの頭を撫でながらヤオは「またおいで」とあやした。

 その言葉に嬉々としてアオイはヤオに手を振るとアルを追って屋根に上がり宵闇に静かに溶けていった。


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


【魔装警師団】


ガチャ…キィ…。


アル
「帰った」

オズワード
「お帰りアル。それからアオイ君」ニコニコ

アオイ
「!おぉ…」

オズワード
「ヤオ師団長は何て?」

アル
「死ね」

アオイ
「!?」

オズワード
「ふぅん?まぁまぁぼちぼちゆるゆるなんとかしてみよう、か。うん。じゃあ私達は私達で出来る事を探そうか」ニッコリ

アオイ
「Σ!!?」



なんで"死ね"でそこまで伝わる!?



オズワード
「アオイ君には色々訊きたい事があるけど…今日はもう遅いから、頼んだよアル」

アル
「死ね」

オズワード
「こらこら。テメェで呼んだんだからテメェで何とかしろよ、このボンクラ野郎とか言わないで頼むよ」ネ?

アオイ
「!!!?」



"死ね"にそこまで長い意味が…!?


"死ね"ってすげーな!?


 けっこうかなり眉間にしわを寄せて殺気立つアルにオズワードは必殺「命令だよ」を繰り出した。
 


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