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アオイ
「え?見えてねーのかオマエら」キョトン
イオリ・ルズ・ロゼ
『『Σ見えてんの!?』』ガンッ
アオイ
「?見えるだろ」キョトン
修錬生@
「あーやだやだ。やっぱバケモノは体の造りも違うんだ?」クスクス
修錬生A
「おい、言い過ぎだって。周りのヤツらがポンコツなだけかもしんねーだろ?くっくっ」
アオイ
「…」ムッ
イオリ
「あらやだ。教官に勝っちゃったアオイへの嫉妬が聞こえるわ」
ルズ
「オレらがポンコツなのは当たり前だよなぁ?これからそのために講義を受けんだもん。なぁ?」
イオリ
「なぁ」
修錬生@
「…っ」
修錬生A
「はっ。ポンコツは何してもポンコツだろ」
アオイ
「…ポコポコうるせぇな。オマエらはポンコツじゃねーのか」
横に居た修錬生達がわざと聞こえるように悪口を言うとイオリとルズも聞こえるに反論。言い返せなくてむくれたアオイはイオリとルズの対応に毒気が抜け、そのままゆっくりと悪口を言った修錬生ふたりに近付く。
修錬生@
「なんだよ」
修錬生A
「ポンコツじゃねぇよオレら。お前知らねぇの?オレら学年総合上位だぜ?ポンコツなわけねぇ」
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