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アオイ
「!」
リベルタ
「攻撃防御のパターンを覚えろ。経験を積め。そして貴様のその空っぽそうな脳味噌に片っ端から叩き込め。そうすれば戦闘は更に鋭さを増し、的確なタイミングでその瞬間一番のダメージを効果的に与える事が出来る。今の貴様は確かに強い。だが、無駄も多い。貴様はその程度では無い筈だ」
アオイ
「…」
イオリ
「やったなアオイ!ほめられたぞ!?…アオイ?」
アオイ
「―…」ボソッ
イオリ
「え?」ナンテ??
アオイ
「負かしたヤツに言われてもなぁ」
イオリ
「Σ!?|||」
リベルタ
「…ほぅ。貴様、いい根性をしているな」
アオイ
「実際オレ強ぇだろ?」
リベルタ
「……貴様、武芸会、英雄の部に出場すると言っていたな」
アオイ
「うん!シグレと本気でやり合ってみてーんだ!アイツ超強ぇんだ!すげー楽しみだ!!」ニカッ
リベルタ
「…ぶっ飛ばす」
アオイ
「オマエがオレを?」
リベルタ
「…」
アオイ
「ムリムリ!だって、こないだもオレ本気じゃなかったし!あはは!」
リベルタ
「まさか貴様、あれが俺の本気だと思っているのか」
アオイ
「はぁ?オマエあん時"本気で潰す"って言ったじゃんか。嘘だったのか」カクリ
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