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 リベルタの実技講習。

 今日もまたどちらかが戦闘不能になるまでの組み手だ。この日はアオイがイオリとロゼがルズと組んだ。

 イオリがアオイの練習相手を申し出た。アオイにはもう必要無いかもしれないが、せめて少しでもアオイの練習になればと思ったのだ。


イオリ
「Σどわっ!?;;;」

アオイ
「Σなんだ!?;;;」ビクッ

イオリ
「あ、悪い;;;しっかしお前ホントすげーのな!関節が柔らかいのか?動きなめらかだよなー!攻撃も一撃一撃が重いし鋭いし!」

アオイ
「?そーか?」

イオリ
「俺にも教えてくれよ!」

アオイ
「…がんばる」

イオリ
「え?」キョトン

アオイ
「あ、や…オレ考えて動いてないから、教えろと言われると…どーやって自分が動いてんのかわかんなくて」

イオリ
「!?」

アオイ
「こう攻撃したらこう避けるだろーなーってとこに次の攻撃入れるっつーか…カンで動いてんのかな?」カクリ

イオリ
「いやいや、訊かれても;;;」

リベルタ
「考えろ」

アオイ
「あ?」

リベルタ
「貴様のその動物的なカンが貴様の今の強さだ。だが、そのカンの部分を己の意思でコントロール出来るようになれば貴様の強さは今の倍以上になる」
 


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