097

アオイ
「?なにが悪いんだ?」キョトン

ルズ
「だって、この部に出場したらベルジュはたくさんのヤツらに挑まれる。しかもこれ、ベルジュ対大勢の特別ルールなんだ…。1対1じゃない…」

アオイ
「気にすんな。そんなもん障壁の外じゃあ当然のルールだし」カッカッカッ

ルズ
「!ベルジュ…」

アオイ
「つーかなんのために作ったんだ?コレ」

ルズ
「…;;;」ガクゥ…;;;

アオイ
「?」



わかってなかったのか…;;;



ルズ
「………。オレとイオ(=イオリ)はまだ嫌がらせされてないし、部屋違うし…それでも、ベルジュとハミルトンになんかしてやれねーかなって」

アオイ
「オレとロゼ?」

ロゼ
「………」



アオイさんとわたしのために…?



イオリ
「!そっか。そうだな!修錬所からの正式な通知だし、当分の間は嫌がらせをされないかもしれない!」

ルズ
「まぁ、思い付きだったから教官におもいっきり頼っちゃったけどな…;;;」アハハ…;;;

アオイ
「おー!オマエいーヤツだな!!ロゼのことを守ったのか!」

ルズ
「うん;;;まぁ、ベルジュもなんだけどな?;;;」

ロゼ
「どうして…?この事でルズくんも嫌がらせされるかもしれないですよ?なんで…っ?」
 


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