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リベルタ
「まぁ、ハミルトンの最近の様子から大体の想像はついていたが。しかし。ベルジュが出場するとしてそこで挑めとなるとかなりの人数の参加になる。しかも英雄の部だと言ったな?」

ルズ
「はい…っ」

リベルタ
「アオイはオズワード師団長が何とかするだろう。だが、修錬生は本来英雄の部への参加資格を持たない。出場出来てもベルジュと当たる前に全滅だろう」

ルズ
「…」


 そうですよね、と肩を落とすルズ。

 リベルタも何とかして、とは思っているが良い案が浮かばなかった。


ホノア
「特別な部を作ってしまってはどうでしょうか?」ヒョッコリ

リベルタ
「!ホノア。聞いていたのか」

ホノア
「はい。良ければ僕が所長へ話をしますよ?」ニッコリ

ルズ
「!本当ですか…!?」

ホノア
「はい。実は僕の伯父さんなんです。所長」エヘ

ルズ・リベルタ
『!?』


そして、現在―。


ルズ
「…ってわけで。ホノア教官に話し通してもらって、"修錬所の特別講義"扱いで特別な部を作ってもらったんだよ」

アオイ
「じゃあオレはいやがらせしてくるヤツらをぶっ飛ばせばいーんだな」フーン?

ルズ
「うん。ベルジュには悪いけど…」
 


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