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ちょうど良かった、とアオイはルイズのストールをぐいぐい引っ張って顔を寄せる。
ルイズ
「!あぁ、アオイちゃん!?;;;首が締まって…;;;」アアアア…;;;
アオイ
「…蒼依がオマエに用事があんだって…」ヒソ…
ルイズ
「!」
アオイ
「だからオレが帰るまで待っててくれ!」ニカッ
ルイズ
「………。シュロット、午後の予定はどうなっていましたか?」
シュロット
「オズワード師団長との面会の後は特に何も」
ルイズ
「それでは、今日はこのまま予定を入れないでください」
シュロット
「了解しました」
ルイズ
「それじゃあアオイちゃん!オズワードの所で待っているよ!」バイバーイ
アオイ
「うん!」ジャーナー
にっこにこのルイズは鼻歌を歌いながら帰って行き、その後をシュロットが軽く会釈をしてついて行く。
リベルタ
「何故シュロットはルイズの所に行ったんだ。勿体ない」
ホノア
「シュロット君もルイズと同じですよ。彼も何か強い目的を持って修錬に励んでいましたからね」
リベルタ
「………。せっかくの首席が勿体ない」
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