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リベルタ
「?なんだ…。!」

アオイ
「ふふん。オマエ、超強そうだから少しオニの力を解放した」ニカッ

リベルタ
「!」


 アオイを中心に少しだけ風が舞った。


 そしてアオイの姿に変化が起きた。顔と手足に白い紋様が浮かび瞳が黒から真紅に。にっこりと笑う口からは牙が覗く。


アオイ
「行くぞ」



ドンッ!!!



リベルタ
「!速い」

アオイ
「オマエだって速くなってるだろーが。ちょこまか逃げんな」

リベルタ
「それもそうだ。閃光弾(フラッシュブラスト)」

アオイ
「お?」


 リベルタはアオイの懐に入り込むと残像を残す速さで拳を叩き込む。


アオイ
(Σうおぉ!?;;;マジ速ぇぇっ!!;;;)


ロゼ
「!アオイさんが…っ!」

修錬生@
「押されてる!と思う!;;;ぜんっぜん見えない!!;;;」

オッズ
「リベルタ様は魔装遣いの中でもトップクラスの遣い手です。一打でも当たればそれだけでダウンしますよ」

ロゼ・修錬生
『!?』ギョッ


 確かにアオイは押され気味になっていた。避けるのとガードをするのとでいっぱいいっぱいだった。


リベルタ
「この程度かアオイ・ベルジュ」

アオイ
「ん〜。このままだと負けるな」サラリ
 


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