070

 こうしてこの日の講習は終わり、明日は実技講習だという連絡を受けて解散となった。


修錬所
【Cクラス宿舎:食堂】


 修錬所での生活は基本全てを自分達でやらなければならない。なので食事はクラスの中で班分けをして班ごとに自炊である。


アオイ
「いただきまーす!んーんまい〜!///」

班員@
「…ホントに…?|||」

アオイ
「?うん。うまいぞ?」


 何故そんな事を訊かれるのか。

 それは器の中身がとんでもない色で謎の泡がポコポコと浮いてきているからである。


班員全員
『『………|||』』

アオイ
「ごちそうさまー!」

班員全身
『『!?』』



完食しただと…!!?



 全員が覚悟を決めてせーので口に運ぶ…。空腹には勝てそうにない。


班員@
「!あ、うまい…」

班員A
「うん…フツーに食えるね」


 男子ふたりは食べれるとわかった途端に凄い勢いで食べ始めた。空腹は最高のなんとやらである。


???
「…」

アオイ
「?食わないのか?」

???
「え?あ?た、食べます…!;;;」ワタワタ…;;;

アオイ
「あ、おい;;;そんながっついたら…;;;」

???
「Σ!?けほっ!ごほっ!ごほっ!;;;」

アオイ
「…言わんこっちゃねぇ…;;;」


 スープが入ったらいけない場所に入った…。
 


[ 68/199 ]

|

し お り を 挟 む

ぺ ー ジ 一 覧 に 戻 る

C h a P t e R に 戻 る


←Novel

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -