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アオイ
「魔装師ってなるの大変なのか?」
ホノア
「君は…アオイ・ベルジュさんですね。はい。魔装師が一番難しいですよ。最低でも修錬所での総合成績を3年は10位以内で維持しなければなりません」
アオイ
「難しいのか…」フーン?
ホノア
「アオイさんはすでに魔装警師団北部本部所属でしたね。魔装師に興味があるんですか?」
アオイ
「ううん。無いけど。なんか、ルイズ見てるとそんな気しなくて」
ホノア
「シャードイル次期導師はとてもフランクな方ですからね。でも、修錬所在籍時、彼は常にトップの成績だったんですよ?僕は彼の同級なのでよく覚えています。ふふ」
アオイ
「!?」
アイツすげーヤツだったのか!?;;;
(↑今更気付いた)
ホノア
「それでは次に進みます」
修錬生
「教官」
ホノア
「はい。どうしましたか?」
修錬生
「この復習は必要でしょうか?」
ホノア
「と、言いますと?」
修錬生
「あ、と…この復習されていることは誰でも知ってることです。改めてやる必要は無いかと思いますが…」
ホノア
「確かに。誰でも知っている事ですね。極端な話、その辺の小さな子供さんですら知っているでしょう」
修錬生
「では…」
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