京也Aー003

 修平の言葉に一瞬考えると京也はカップに口をつけながら笑った。


京也
「どこで誰が見てるかわからない。優等生直江京也は崩せないな」

修平
「疲れない?」

京也
「もう慣れたよ」


 先に戻る、と言って京也は中庭を後にした。


修平
「…」



…そう簡単には崩せない、か。


ま、楽な仕事じゃないとわかってたけどね。



修平
(でもまぁ、目ぇ付けてからの時間を考えればよくできたほうかな…)フフ


 修平はパックのジュースを飲みながら満足げに笑った。



 


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