下書き@ー008

幼なじみの突然の告白にパニック状態の頭をポンポンされる。

告白されたからなのか、今のこの訳のわからない状況のせいなのか、胸が苦しくなり顔が熱くなるのがわかった。


京也
「また明日ね」



ガチャ…ン。



湊人
「………」


また明日って……。


どんな顔で会えばいいんだよ……。


つーかキスされ………。



もぉー…。


ちょー気まじーじゃぁ〜ん…。



どさり。



湊人
「京也…」スゥ…



これはきっと夢で…、


明日になったら…


いつもの京也に…。



湊人はベッドに倒れ込んでそのまま眠りに落ちた。


  ■□■□■□■□■□■□■□■


【直江邸】


京也
「ただいま帰りました」






来客中か?



京也
「……」



???
「…ですから、何度もお伝えしている通り、親御様からいくら頼まれましても了承する事は出来ません」

靖臣(やすおみ)
「何故です」


客間からは父親の靖臣と客と思われる若い男の声がしている。


すらっ。


京也
「失礼します。ただいま帰りました」

靖臣
「…あぁ。帰ったか」
 


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