下書き@ー002

【校舎屋上】


晴れ渡る青空。

舞い散る桜の花びら。

仲良く弁当を広げる3人の生徒。


湊人(みなと)
「っはぁ〜…やっとお昼だ〜///」

美鈴(みすず)
「やっとお昼だ〜じゃないわよ。午前中ずっと寝てたじゃない」

湊人
「Σぅ゙…;;;」ギクッ

京也(きょうや)
「湊人は良いんだよ」

美鈴
「良くないわよ。あんた馬鹿じゃないの?」

湊人
「京也はバカじゃねーよ!」ムッ

美鈴
「救いようのない馬鹿は黙っていなさい」ピシャリ

湊人
「Σ!!」ガンッ

京也
「勉強は俺が教えてやれば問題ないだろう」

美鈴
「勉強出来ても授業態度でマイナスになるわよ。湊人は勉強よりも授業態度で点数稼がないと進級なんて無理よ」

京也
「…もうお前早く委員会行けよ」

美鈴
「言われなくても行くわよ。ハゲ」

京也
「俺はハゲてない」ムッ


美鈴は弁当を片付けると校舎に戻って行った。


京也
「…まぁ、でも授業中は起きてないとダメだぞ湊人」

湊人
「だぁって全然わかんねーんだもん。…みんな塾通ってっからセンセーもそれ前提で話すんしぃ〜」ムゥ

京也
「起きてノートとるだけでいい。勉強なんて俺が教えてあげるから」ナデナデ

湊人
「あー!!そーやってまたオレのことガキ扱いする!!」

 


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