シリアスな感じ/バンガゼ/バーン視点














いつもの練習も終わり、自室へ戻る。

専売特許である必殺技を、今日は珍しく
外した


自然に顔が俯き加減になる



ふ、と顔をあげると前からガゼルが向かってくる、



少し、嬉しくなる
ガゼルと、すれ違えることが。







「よお、おつかれ…」

「貴様、さっきアトミックフレア外しただろう」

「、なんで知ってんだよ」

「ちょっと観戦してたのさ、プロミネンスの力がどれ程なのか見ておきたくってね、」


「……」


「だがたいしたことないな、まあ貴様がキャプテンならこれくらいだろうな」




「…てめぇ言わせてやりゃあ、いい加減にしろよ!!」

「事実だ」







腹が立った
ガゼルにじゃあない
あいつと会えて喜びを感じた10秒前の
俺自信にだ







「てめぇの顔なんかもう見たくねぇ、
だいっきらいだ」







−ひとつ、嘘をついた



















ガゼルの横を足速で進む
俺の視界にはとっくにガゼルなんか映っていなかった





















何も見えない
何もわからない
何も聞こえない

声も、
追ってくる足跡さえ、も






























あいつは今
どういう表情をしているのだろうか

















(涙で滲んで見えた先は俺の部屋だった)









…………………………*



ややや、わっかりにくいですね> <\;

最後はなにも考えることなくひたすら
歩いていて気がついたらもう自分の部屋
だった、みたいな感じです←


私も好きな人とすれ違い様に会話して、
その後って悲しい嬉しい関係なく
頭が働かなくなっちゃうんです^^;



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