南涼/ほのぼの
「風介ぇええ−!!!」
「なんだ、騒がしい。私の私福の時間を邪魔しないでくれ。」
風介は大きなパフェを食べながら迷惑そうにこちらを凝視する
「んな幸福ちっせーよ、見ろよ、これ!!」
アイスの幸せは小さくないぞ…と悪態つきながら晴矢の持っていたモノを見る
「……!!」
そこにあったのは一日旅行券。
しかも北海道だと…!?
「連れてってやるよ」
−−かああっ
(って、私は何を意識してるんだ)
「どうした??顔真っ赤だぞ??」
「う…煩い、いってやらないでもないぞ…」
「ンだよ、それ。本当は行きたくて堪らないくせに。ほら、何か言うことあんじゃねえの??」
晴矢が厭味こめて不適に笑う。
ああ、何でこんな…
「あ、ありがと…。」
「よし!!!じゃあ早速準備だ準備!!」
「はやくないか??」
「出発は明日だぞ???」
「何故明日なんだ…?もう少し余裕あったほうがいいんじゃないか?」
「いーんだよ、明日で。」