学パロ/風介視点
ですので、この時代ではとても需要が高く、供給が低かったため−…
…ああ、暇だ。
相変わらず公民の授業はつまらなくて
やっていられない
ふと、想い人の席である斜め後ろを見たら、
予想通り、爆睡状態。
…せっかく暇だから構って貰おうと思ったのに。
ああ、この想いが伝えられたらなあ。
と、晴矢の寝顔を見て、つくづく思う
(まあ、書くくらいならいいか…)
と、到底声にはだせない晴矢への想いを
晴矢の真っ白なノートに書く
<君のことがすきだ>
(…晴矢が起きる前に消しておかなければな。)
我ながらスリルある小さな遊びだと悪態つく。
−…キーンコーンカーンコーン、
「…ん、??鐘…?」
ああ、眠い、どうやら途中で寝てしまったようだ。
ん…、ぁあ!!
先程自分がした行いを思い出し、晴矢の方を向く
生憎、晴矢は何も書かれているはずのないノートにある字を凝視している
ああ…最悪だ、、。
「この字…まさか風介?!」
顔がみるみる朱くなる
やばい、あいつは私の文字癖を知っている…!!
「ちっ…違う!!!」
(ああ、いてもたってもいられない!!)
気がついたら私は教室を飛び出て、 がむしゃらに走っていた
消し忘れた告白
(ふーすけっ、俺も好きだぜっ!)
(…なっ、///)