Sweet Pain
※結構裏あり/グラバン/流血ちゅーい・!
「バーンっ見てみて!!」
「んあ??なんだよ」
アイスにしゃぶりつきながら地べたに座って上目で僕を見てきた。
うわあ可愛っ
「…お隣りさんから沢山林檎を貰ったんだ!見て、すっごく美味しそうだよ」
んだよ-…と思いながら袋のなかを覗いてみる。
「…!!!!」
そこには予想を上回るほどの、真っ赤な熟れた林檎が入っていた
確かに…旨そうだ。。
じゅる…とよだれが出てきそうだ。
「グ、グラン……俺…」
「わかってる。かぶりつきたいんだよね♪でも、」
「………???」
「ちょっとしたゲームをやらないかい??丁度退屈してたとこなんだ♪」
「ゲームぅ??!」
「そ、丁度暇してたとこなんだ。ちなみに負けたら勝った方のいいなりになる。
どうだい??」
グランがニヤニヤしながら言う
「ヘッ、エイリア学園っぽいな。んで、肝心の内容は???」
「林檎の皮むき競争!!!」
「……………へ???」
予想外の言葉に変な声がでてしまった
だってほらグランのことだからこう…もっとアレかと…
「どうしたの??そんな間抜けなカオして。」
「んなッ…」
「あ、もしかしてヤらしいこと考えてたでしょ。笑」
かああぁっ
「
cンなわけね−だろっ!!!それより早くやろうぜ!!」
(図星をあてられて顔が林檎のように真っ赤になってる…かわいーなあ。)
「くすくす…それじゃ、初めようか。言っておくけど、僕料理得意だからね♪今夜は沢山喘ぐことになるよ、バーン??」
「っせ−な!!俺は絶対負けねえ!!いつもの仕返し、たっぷりヤらせてもらうからなっっ!!」
「ふ−ん、そりゃ、楽しみだね〓それじゃ、ナイフもった???」
「ああ!!」
「いくよ…LadyGo!!」
なんで英語なんだよっ、と心のなかで訴えながらも、せっせと林檎をむきはじめる。
(よし、今日は調子がいいぜ…!!これなら勝てるだろ)
と、ふとグランの方を見た。
そしたらなんと、もうすぐで半分といっていいほど剥けていた。
(こっ…コイツ…男のクセにっ、)
早過ぎだろ、と心の中で悪態をつく。
そして同時に絶対負けたくない,という負けず嫌いの
精神がふつふつと沸き上がってきた。
バーンは今まで以上に手を速める。
(ぜってーにかつ!!)
…何故林檎のかわむきでこんなに熱くなるのか自分でもわからない。
そうやって焦るバーンを、ヒロトは訝しげに眺めていた。
※続きます