epilogue

苗木くん達の誘いでわたしたちが未来機関に所属して数日、ああ、今日はなんて日なんだろう、この事態は想定内で、いつも気を付けていたのに、危惧していたのに。


また、来世

だんだんと蕩けていく思考の片隅で、この状況に相応しくない除夜の鐘のどこか鈍い音が、満天の星空に鳴り響く様子を、わたしはただ見ていた。


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