アヴァロンは未だ遠く
家を捨て国を捨てて隣国に渡った貴族の次男坊と、そんな彼を放っておけない幼馴染の騎士のお話。幼いころから憧れていた探偵を名乗るけれど、入ってくる依頼は用心棒まがいのことばかり。それでも楽しそうに過ごしている二人が受けた依頼は、捨てた国へと続く大きな事件につながっていて…
メインキャラ
郁人(いくと)23歳/170cm
亜麻色の髪に亜麻色の瞳の青年。
海の帝国の四大公の一つ、東の須王院家の二男だが家と国を出、森の共和国で探偵業を営んでいる。
優雅で落ちついた物腰だが全体的に残念なイケメン。天然ボケ。
洸(こう)23歳/177cm
黒の髪に翡翠色の瞳の青年。
もとは須王院家に代々仕えてきた騎士の子供だったが、郁人の出奔についていく形で国を出る。面倒事を片付けるかかり。
郁人に甘いばっかりに色々損な役回りを被っている。苦労人。
或人(あると)25歳/180cm
こげ茶色の髪に青い目の青年。
郁人の兄。弟が家を出たことにより須王院家の次期当主となる。
アルメリカ18歳/160cm
赤毛に碧の目の少女。
郁人と洸が住まわせてもらっている事務所の隣でパン屋を営んでいる。今時な女の子。
ラインハルト 28歳/185cm
金髪碧眼の男性。
森の共和国でも名のしられた法に忠実な怖い警察官。
この世界について
海の帝国
帝都を中心に東西南北に位置する四つの大公家が皇帝を補佐することで政治を動かしている。大公家と皇帝だけが持つことのできる騎士団というものがある。
主な産業は機械の加工など、技術面。
森の共和国
今よりずっと昔に存在していた魔法が、欠片となって力の一部を現代に遺したものである『魔石』がよく採れる魔の森を有する共和国。国民は自主自立を重んじ、政府の干渉はあまり受けていない。
主な産業は魔石の採掘や、魔石を使った産業。
山の王国
堅牢な山脈に囲まれた王国。高所にあるため、軍事的に有利に立っている。火山が主なために、水の魔石が不足しがちである。
主な産業は重工業。
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