一目惚れ? と、聞かれれば、そう。 一目惚れ。 人を寄せ付けない絶対的なオーラと、燃えるような瞳に一瞬見つめられただけ。 なのに忘れられない。 ‥とかなんとか言ってるけどまとめるとつまり、 うああぁぁああ、好きですボスううぅぅう! って事です。はい。 一目惚れ? なのか、あれは。 とにかく、姫がヴァリアーに初めて来た時に、あいつが欲しいと思った。 別に女には困ってないし、そこまで必要だとは思わない。 必要な時に適当に選べばいいし、不要になったらそこまでだ。 けど何故かこいつは違った。 そばに置いておきたいと思った。 「あ、の。今日からお世話になる、姫と言いま、「おい。」 「は、はいっ。」 「今日からお前は俺のものだ。」 「は、‥えっ?」 「嫌か?」 「ちょ、‥嫌とかそうゆう以前に、!」 「‥.、」 「だって…ま、まだ逢ったばっかりだし、それに‥お互い何も知らな、「言いたい事はそれだけか。」 「てめえは俺の女だ。それは変わらない。」 「な、なんでそんな、!!」 「欲しいものが目の前にあるのに、我慢する必要がどこにある?」 一目惚れ (手に入らない物なんてない、) (手の届かない物なんてない。) |