こんサソ





〜こんなサソリはいやだ〜










ぴこぴこ

蠍「何やってんの?」

泥「呟いてんだよ、うん」ぴこぴこ

蠍「あれ?何か言ってたのか?悪ぃ、聞き取れなかった。もっかい呟いてくれ」

泥「Twitterだよ、うん!」

蠍「つい…た…?何だ、お前誰かと待ち合わせしてたのか?それなら早く言えよ」お邪魔虫は帰ります

泥「ち、がーう!Twitter!独り言みたいなのをオンラインで発信してんだよ、うん!」こーゆーの!

サソリさんデイダラさんのケータイチラ見


『木の葉で旦那と甘味なう!うん!』

『もぐもぐしてる旦那リスみたいでギザカワユスw萌www』


蠍「…」

泥「…」

蠍「…」

泥「何か言えや」

蠍「…悪ぃ、時代について行かれなかった」ジェネレーションギャップマジぱねぇ

泥「そんなに!?」

蠍「まずお前が言ってた事と呟いてた事が意味分かんない。あれ何語?」

泥「ネット用語とネットスラングだよ、うん!」

蠍「何かすっげぇんだな今の時代は。全くもって意味分かんねぇや。つーかそもそも俺がお前位の時にはケータイなんか無かったしな。ポケベルだった。皆して公衆電話に並んでな。あー懐かしい。あれ出た頃マジで革命的だった。ナウかった」

泥「ぽけ、べる?なう?」Twitterの前身?

蠍「……今のは忘れろ。この先二度と需要のないものだ」

泥「そうか…」

蠍「…」

泥「…」

蠍「…」

泥「…旦那もTwitterやる?」

蠍「え、俺はいいよ」ワケわかんないもん

泥「いいじゃんやろーぜ!ほら、ケータイ貸して」

蠍「お、おぉ…」

ぴこぴこ

デイダラさん旦那のアカウントゲット!

泥「よし。はい旦那。後はメール打つ感覚で軽く呟けばいいんだぜ。今何かやってみなよ」

蠍「んな急に言われても…」何呟けばいいの?

泥「例えば今何やってるかとか、どんなこと思ってるかとか、最後になうってつけとけばとりあえず流行りの波にはのれるぜ、うん」

蠍「流行りか…、よし」

ぴこぴこぴこぴこ

蠍「できた」

泥「見せて見せて!」

蠍「ん」

泥「……ん?」


『ハコノでダラデイとミカンなう』

『ダラデイのパツキンギザナウい。チョベリグw』


泥「…」

蠍「今の流行りと融合させて呟いてみた」ナウいだろ?

泥「…」

蠍「デイダラ?」

泥「……ザギンでシースーをベーターか!」そんでシータクで帰宅!

蠍「お、良く知ってんな」ゴイスー

泥「全くもって意味分かんねぇ!」ジェネレーションギャップマジぱねぇ!









/(^O^)\



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