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”やけにまろやかな読後文”とレスポンス
2021/05/07


こんばんわ!小林です。肌寒いですねぇ。わたしはすぐサンダル履いちゃいますが、どうか暖かくしてくださいね。今日は最後にレスポンスがあります!

久々にムルくんのムーンズを更新できました〜!ここからジェットコースターのように起承転結でいうところの「転・結」を駆け抜けています。昔のムルくん、あまりにも蠱惑的ですよね…セクシーで冷たくって、大好きだ〜!気を抜くと飲み込まれるのでなんとか抗っております。今日は、イメージソングではないのですが、charaのTinyDancerを聞きながら元気に校正してました。
ムーンズ、次で最終話です!さみしいな。

・・・

ここから本題です。
熱が入りすぎててうるさいかなぁと思い、「やけにまろやかなハッピーエンド」については、あとがきのみで日記の更新は控えておいたのですが、色々思うことがあったので更新します。 
完結後に、拍手や各方面からコメントをいただけたのも大きく、背中を押してもらいました。まだ当サイトを、そしてうちの臨也くんを愛してくれている人が何人もいるんだなあと実感します。そのたび、繋がっている縁を、そして想いを大切にしたいなと思うばかりです。サイトの更新頻度をいきなり復活させた去年以降、懐かしい方々とやりとりができてほんっっとーに幸せです!!もちろん、新しく知ってくださる方からのメッセージもうれしくて、今後も末永くよろしくお願いしますという気持ちです。

さて、「やけにまろやかなハッピーエンド」はもちろんマリッジとはまったく関係のない別個のお話として読んでいただくというのは大前提として正解なのですが、わたしのなかでは、マリッジの別の世界線で、いわばパラレルワールドで少し勇気を出してもらったのが今作という裏設定があります。だからいくつかクロスオーバーするところがあって、たとえば風の強いドライブシーンとか、唐突に連れ出してくれる海とか、冒頭であの因縁のフレンチトーストを焼かせてるのとか。(プリズムのやつです。)
スカイツリーでも東京タワーでもなくランドマークタワーにしたのも、マリッジでは登ったはずの展望台を臨也が"ナンセンス"と言ってるのもポイントです。そのほかも散りばめた気がするけどキリがないのでこのくらいに。どうしても、あの二人がどうやったら幸せになれたんだろうと考えることが多かったので、やりすぎました。ちなみに舞台はヨコハマ、ランドマークタワー、そしてロイヤルパークホテルです。
10年間の自分の悩みや苦しみや美しさへの想いに一区切りつけるための連載でもあったため、完結後は途端、脱力感というか、燃え尽き感がありかなり精神が揺れてました。マリッジの完結後もこのくらいメンブレしていた記憶がある。
マリッジのヒロインちゃんはやけにまろやかのヒロインちゃんよりシビアで割り切れていてちょっといい子ちゃんで、繊細ですよね。後者は夢をみることで目隠しをしていると思いきや実は根性で乗り切ってきてるイメージ。大人になるのをやめても結局は大人になるんですね。どの段階で大人にランクアップするかの違いなのかな。

そんなこんなでやっと一旦落ち着いて、自分でまた1話目から読み返してみました。まだまだちょこちょこ手直しをしてるんですけど、9話はいい感じのセリフのやりとりををザクっと追加してあります。機敏がわかりづらかったので!
自分の書いた話ではありますが、気に入ってるものとまあ及第点、みたいなものとがあって、この話はきっと前者です。1話からフルスロットルで愛を詰め込んでます。途中どうやって話を進めようか迷いまくって二の足踏んでるような回もありますが、最後、12話もフルスロットルで愛をやってます。なので徹頭徹尾、臨也くんに全力でメロメロな連載になってます。いつもそうか。
ということで、今現在のわたしが思う臨也くんへの愛の全て、というかもはや"対象としての異性"への愛情の全てを詰め込んだ作品になってるので、読み心地とは異なりかなり哲学的なテーマをうちに秘めております。なので実はぜんぜん夢じゃありません。もはや二次創作と言えるのかどうかもわかりませんが、表面だけ見れば一応夢ですし二次創作なので、助かっています。つまり、折原臨也は小林にとって憧れでも光でも信仰すべき対象でもなく、結局ただ"どうしようもなくタイプの男"なんだろうな。ということでした。どうしようもなく好きな人だから、時には光にも神にもなるし、だけどそれよりも強く、すべての前提として、"対象としての異性"でしかない。どうしようもなく好きだから、あえて失恋して心がズタズタになる練習をしておきたいし、そういう姿を見ておきたいし、いつか、叶うことなら、幸せになってほしい、幸せになりたいと願うのだと思います。厄介な思いを抱えております。。

とにかく!”やけにまろやか”はいつも通り二人だけで進んでいくお話で、かつ精神的な話しかしてないので、"最近はもう臨也なことなんかとんと考えてないなあ"という方でも全然楽しめると思うので、ぜひご一読ください。という感じでした!

・・・

近頃の小林の話します。
ヒプマイに忙しくしつつ、並行してダイの大冒険、コミックスで読んでます。実は新アニ開始前から旧アニのほうをふと追ってたんですが、もう最高オブ最高。無限回泣いてます。
臨也の連載も終えたし、ムルくんももう完結だし、空却くんの長編をダラダラ続けつつそろそろフェードアウトしようかなと思ってたのですが、まだ自粛ムードが続くようなら、まだ少しのあいだは熱量高くやるかもしれません。。どうなるのかなぁ。
読みたい作品はいくつもある。何年も前からおすすめされて溜めまくっていたものもここ1年でだいぶテンポよく消化できてる。時間に余裕がありすぎるのもたまにはいいな、と思いました。わたしはひとにおすすめしてもらうの、十代の頃までとても苦手だったのですが、大人になるにつれてどんどんありがたく、うれしくなっているのを実感してます。勧めてくれる人がみんないい気持ちで教えてくれてるからかな。すごくうれしいな。

さて、先日は、サイト繋がりで何年も昔から仲良くしてくれているお友達と、10年だねぇという話ができてよかった。メールもメッセージもDMも、各方面からありがとうございました!!節目じゃなくても節目でも、いつでも連絡くださいね。全部拾えてなかったら申し訳ないのですがとにかく嬉しいです。

レスポンスは一番最後。

庚申塚が道教ゆかりだとは
知らなかったですね

小林みつこ

レスポンス


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